本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

2017-01-24から1日間の記事一覧

「えんとつ町のプペル」を手に入れる

いろいろな意味で今話題の本です。2,000円という価格は出版のあり方を考える意味でも面白い設定です。一冊だけ手に入ったので早速読んでみました。 // 「えんとつ町のプペル」にしの あきひろ 著(幻冬舎) ペン一本で描いたモノクロ絵本で世界を圧倒したキ…

明治警察を描いたサーベル警視庁

新人記者の初仕事は警察担当。夜討ち朝駆けで鍛えられたベテラン記者は、警察小説で駆け出しの頃を思い出すのだそうです。 // 「サーベル警視庁」今野敏 著(角川春樹事務所) 明治38年7月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベ…