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本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

5月の「このマンガがすごい」ランキング・オンナ編

// 1「アレンとドラン」麻生みこと 著(講談社) 2「黒き淀みのヘドロさん」模造クリスタル 著(KADOKAWA) 3「逃げるは恥だが役に立つ」海野つなみ 著(講談社) 4「地獄のガールフレンド」鳥飼茜 著(祥伝社) 5「女王の花」和泉かねよし 著(小学館…

5月の「このマンガがすごい」ランキング・オトコ編

// 1「バイオレンスアクション」浅井蓮次 画、沢田新 作(小学館) 2「ヒストリエ」岩明均 著(講談社) 3「不滅のあなたへ」大今良時 著(講談社) 4「ウムヴェルト 五十嵐大介作品集」五十嵐大介 著(講談社) 5「実は私は」増田英二 著(秋田書店) …

4月の「このマンガがすごい」ランキング・オトコ編

// 1「それでも町は廻っている」石黒正数 著(少年画報社) 2「ダンジョン飯」九井諒子 著(KADOKAWA) 3「人馬」墨佳遼 著(イースト・プレス) 4「セブンティウイザン」タイム涼介 著(新潮社) 5「潜熱」野田彩子 著(小学館) 6「球場三食」渡辺保…

4月の「このマンガがすごい」ランキング・オンナ編

// 1「百と卍」紗久楽さわ 著(祥伝社) 2「アスタロト・クロニクル」魔夜峰央 著(小学館) 3「雑草たちよ 大志を抱け」池辺葵 著(祥伝社) 4「漫画として現れるであろうあらゆる恋のためのプロレゴメナ」窓ハルカ 著(リイド社) 5「たそがれたかこ…

マンガ大賞2017年に圧倒的な才能見せる文学少女描く「響~小説家になる方法~」

// マンガ好きの書店員らが選考員となって、2016年に出たマンガから多くの人に読んでもらいたい作品を選ぶマンガ大賞2017。 並み居る強豪を相手に栄えある栄冠を手にしたのは「響~小説家になる方法~」でした。「このマンガがすごい!2016」(宝島社)では オト…

夜廻り猫が泣ける

ちょっとやるせない気分になったとき、こんな猫の声を聞いたら救われるかもしれません。 息長く売れて欲しい本の一つ。 // 「夜廻り猫」深谷かほる 著(KADOKAWA) 悩んでいる人を探して夜の街をパトロールする猫・遠藤平蔵を描く「夜廻り猫」。遠藤は誰かの…

平成29年度 第20回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門 受賞作品

平成29年度 文化庁メディア芸術祭 大賞受賞作品が3月16日発表されました。「君の名は。」や「シン・ゴジラ」が受賞しました。マンガ部門は「BLUE GIANT」が大賞を受賞しました。 // 大賞「BLUE GIANT」石塚真一 優秀賞「総務部総務課 山口六平太」高井研一郎…

田中圭一「うつヌケ」「ペンと箸」

19万部のヒットとなった「うつぬけ」は放送関係者の中でも話題となっています。 // 「うつヌケ」田中圭一 著(KADOKAWA)「ペンと箸」田中圭一 著(小学館) 著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。うつ病について…

全国書店員が選んだおすすめコミック2017

日本出版販売株式会社「全国書店員が選んだおすすめコミック2017」事務局発表のランキングです。 「発刊5巻以下」(2016年11月時点)のコミックで、全国の書店員が「多くの人に読んでほしい」と選んだ上位作品を発表する、今回で12回目を迎えるマンガ賞です…

小原篤が薦める「闘病マンガ」の世界

マンガ家が病気と闘う自分を描いた「闘病マンガ」。朝日新聞の小原篤記者は「私が最近読んで面白かった「闘病マンガ」をいくつかご紹介しましょう」と薦めています。 その魅力は、知らない世界を知る面白さ(怖いもの見たさ含む)であり、健康のありがたさが…

3月の「このマンガがすごい」ランキング・オンナ編

// 1「タイムスリップオタガール」佐々木陽子 著(ほるぷ出版) 2「ぱらのま」kashmir 著(白泉社) 3「にれこスケッチ」鴨居まさね 著(祥伝社) 4「スタンドバイミー・ラブレター」増田里穂 著(集英社) 5「魔女くんと私」縞あさと 著(白泉社) 6…

3月の「このマンガがすごい」ランキング・オトコ編

// 1「不滅のあなたへ」大今良時*1 著(講談社) 2「とんがり帽子のアトリエ」白浜鴎*2 著(講談社) 3「映像研には手を出すな!」大童澄瞳 著(小学館) 4「ゴールデンゴールド」堀尾省太*3 著(講談社) 5「BEASTARS」板垣巴留 著(秋田書店) 6「田…

第21回手塚治虫文化賞 候補8作品

第21回手塚治虫文化賞 「クジラの子らは砂上に歌う」梅田阿比 著(秋田書店) 「ゴールデンカムイ」野田サトル 著(集英社) 「SAD GiRL」高浜寛 著(リイド社) 「昭和元禄落語心中」雲田はるこ 著(講談社) 「トクサツガガガ」丹羽庭 著(小学館) 「ど…

コンテ集も版元品切れ「この世界の片隅に」

19日(日)新宿ピカデリー3の11時の上映回がほぼ満員。依然衰えを見せない作品です。ストーリーに目を奪われた初回。謎ときや解釈を楽しんだ2回目。ストーリーを頭に入れて臨んだ3回目は、隅々に仕掛けられた余白を味わいながら楽みました。改めて「一粒で…

マンガ大賞2017ノミネート作品はこれだ

マンガ大賞のノミネート作品です。 マンガ大賞実行委員会によって主催される漫画賞。選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たち。書店員をはじめとするさまざまな職業の方が、手弁当で集まってこのお祭りを支えています。友達に勧めたくなる漫…

2月の「このマンガがすごい」ランキング・オンナ編

// 1「春の呪い」小西明日翔 著(一迅社) 2「カードキャプターさくら クリアカード編」CLAMP 著(講談社) 3「コレクターズ」西UKO 著(白泉社) 4「オタシェア!~エロゲ女子X腐女子Xルームシェア~」小針タキ 著(フロンティアワークス) 5「吉野朔…

自主制作漫画展示即売会「コミティア」の冊子「ティアズマガジン」を手に入れる

一見商業誌のように見えますが、これは自費出版の冊子(カタログ&ガイドブック)です。 // 「ティアズマガジン(TIA'S MAGAZINE)」 (COMITIA119) 一般的な同人誌即売会では『カタログ』と称されているもので、コミティアでは『ティアズマガジン』(TIA'S…

2月の「このマンガがすごい」ランキング・オトコ編

// 1「人間仮免中つづき」卯月妙子 著(小学館) 2「約束のネバーランド」白井カイウ 著(集英社) 3「幼女戦記」東條チカ 画、カルロ・ゼン 作(KADOKAWA) 4「姉なるもの」飯田ぽち。著(KADOKAWA) 5「乙嫁語り」森薫 著(KADOKAWA / エンターブレイ…

キングダム 45

// 「キングダム」原泰久 著(集英社) 時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!! 2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!今回は48…

二巻完結のお手軽感 「春の呪い」が絶好調

// 「春の呪い」小西明日翔 著(一迅社) 「春の呪い」は、溺愛していた妹の春を亡くした夏美が、代々続く血統を守るために春の婚約者だった冬吾と、ある条件のもと交際していく姿を描く物語。 月刊コミック誌「ゼロサム」1月号で完結。ほとんど同時に完結…

#俺マン2016ランキング

Twitterユーザーがその年の個人的なベストマンガをハッシュタグ付きで呟いて共有するのが毎年年末に開かれる「#俺マン」です。マンガ情報サイト「ネルヤ」が2011年から始めたものですが、宝島社のランキング「このマンガがすごい!」とは違う視点で評価され…

第4出動が流行の兆し。東京タラレバ娘

コミック棚を面陳で独占しているのがこの本。 // 「東京タラレバ娘」東村アキコ 著(講談社) 2013年9月に、2020年のオリンピック開催地が東京に決定した後、作者のアラサー・アラフォーの独身の友人たちが次々と「一人で(または親と)東京オリンピックを見…

このマンガを読め!

カルチャー誌「フリースタイルVol.34」(フリースタイル)で、「THE BEST MANGA 2017 このマンガを読め!」が発表されました。2015年11月1日から2016年10月31日までに発表された日本国内のマンガ作品を対象に評論家や書店員、編集者などマンガの専門家49名が…

五色の舟

コミックコーナーに推すべき本を必死になって追いかけている中、発見したのがこの一冊。 // 「五色の舟」近藤ようこ 著(KADOKAWA / エンターブレイン) 津原泰水の傑作幻想譚(たん)が、近藤ようこの手によって儚くも鮮烈にマンガ化された作品。先の見えな…

panpanyaの醸し出す世界

新しくコミックコーナーができるというので、選書の意見を求められました。「聞いたからと言って棚に並べられるとは限らない」というのですから、責任はさほどありません。当然品数が限られているこの書店では調べきれないので、帰り際に「まんだらけ」と「…

第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品 マンガ部門

2016年度・第20回文化庁メディア芸術祭の審査も大詰めを迎えていることと思います。例年のスケジュールでは、2月上旬には受賞作品展が、東京・乃木坂の国立新美術館で開催される予定です。人気のコミックにはない質感や発見、そして感動に出会えるので今から…

1月の「このマンガがすごい」オンナ編

// 1「動物たち」panpanya 著(白泉社) 2「傘寿まり子」おざわゆき 著(講談社) 3「ミッドナイトブルー」須藤佑実 著(祥伝社) 4「王子が私をあきらめない!」アサダニッキ 著(講談社) 5「ショートケーキケーキ」森下suu 著(集英社) 6「チョコ…

1月の「このマンガがすごい」ランキング・オトコ編

// 1「レイリ」室井大資 、岩明均 著(秋田書店) 2「BOX~箱の中に何かいる~」諸星大二郎 著(講談社) 3「空挺ドラゴンズ」桑原太矩*1 著(講談社) 4「波よ聞いてくれ」沙村広明 著(講談社) 5「めしにしましょう」小林銅蟲 著(講談社) 6「悪魔の…

第7回「このマンガがすごい!」大賞に「ECHOES(エコーズ)」

第7回「このマンガがすごい!」大賞*1に女子高生それぞれの悩みや葛藤を描いた女子バスケマンガ「ECHOES(エコーズ)」が選ばれました。早速注文をかけ、年明けには店頭に飾りたいと書店員は語っています。 // 「ECHOES(エコーズ)」歩(あゆみ)*2著 本書…

家を買うオンナを描いた「プリンセスメゾン」

BSプレミアムで放送されていた「プリンセスメゾン」が12月13日(火)最終回を迎えました。一人暮らしの女性が、コツコツ貯めたお金で自分の家(マンション)を買いたいと夢見ながら、少しずつ変わっていく姿を描いたこのドラマは20代の女性層を中心に静かな…

美しすぎるキャラクターが辿るナゾの旅・寝台鳩舎

コミックコーナーの書店員推薦本です。 // 「寝台鳩舎」鳩山郁子*1 著(太田出版) 戦時下の空に、機密を運ぶ任務を担いながら、無数に散っていった軍鳩(ぐんきゅう)。どこにも帰り着くことができなかった彼らの魂と、少年ダヴィーの心の交流を描く。魂を激…

このマンガがすごい!2017 オンナ編

このマンガがすごい!2017 オンナ編のランキングです。 // 1「金の国 水の国」岩本ナオ 著(小学館) 2「春の呪い」小西明日翔 著(一迅社) 3「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」永田カビ 著(イースト・プレス) 4「深夜のダメ恋図鑑」尾崎…

このマンガがすごい!2017 オトコ編

このマンガがすごい!2017 オトコ編のランキングです。 // 1「中間管理録トネガワ」萩原天晴 著(講談社)*福本伸行 協力 2「私の少年」高野ひと深 著(双葉社) 3「ファイアパンチ」藤本タツキ 著(集英社) 4「うめざわしゅん作品集 パンティスト…

コミック研究コーナー誕生

// 漫画研究会の書架に並ぶような、硬派の漫画関連本を集めました。作品研究や作家のエッセイ、制作プロダクションの内輪話などファン垂涎のラインナップを目指すのだと書店員は語っています。 「貸本マンガと戦後の風景」高野慎三 著(論創社) 「やりすぎ…

この世界の片隅に。まとめて入荷しました。

コミックコーナーに急遽面陳されたのは // 「この世界の片隅に。」こうの史代 著(双葉社)です。 東京国際映画祭の特別招待作品としても上映されるなど、公開を前に関心が高まっています。 原作は、第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞したこうの史代さ…

ダンジョン飯に舌鼓

コミックの棚が拡張されました。一番乗りしたのがこの本。 // 「ダンジョン飯」九井諒子 著(KADOKAWA/エンターブレイン) ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行け…

「3月のライオン」スタート

棚の一角がコミックの特集コーナーになりました。きっかけとなったのはアニメ放送が始まった「3月のライオン」です。常設コーナーでシリーズ全巻そろえるのは、大型書店も近くにあって、なおかつ売り場が狭いこの店では、とてもリスキーな試みではあります…

アニメ「3月のライオンに期待する」2

羽海野チカさんは幅広い年齢の読者を持つ漫画家です。 アニメの放送がきっかけとなって、さらなる読者が増えそうな手応えがあります。 売り場が小さな書店ですが、最新刊まで揃えたコーナーをつくって応援します。手作りの店内POPで応援します。 // この…

玄人好みのコミックス

ひきつづきコミックの話題から // 書籍扱いのマンガ本はこの書店の客層に重なる部分があります。サブカルチャーの世界でホネのある本を出版し続けているのが太田出版です。この出版社、かなり個性的すぎる過去を持っているので扱う書店も腰を据えてかからな…

「ひとり暮らしの小学生 江の島の夏」が登場

最近寄せられるご要望の中で目立つのがコミック関連の問い合わせです。原作がコミックというドラマや映画が増えているからなのでしょう。書店側でも情報に耳をそばだてなくてはなりません。一般書店ではコーナーや担当書店員を別にして応対しているようです…

ポーの一族 最新作

小学館の少女漫画雑誌「フラワーズ」7月号が各地の書店で売り切れた。という話題を新聞で知りました。あわてて書店に行くと「その通りです。遅かったですね」と書店員。そもそも配本される漫画雑誌の数そのものが少ない書店ですが、その数冊が入荷した瞬間…

京都を応援するコミックがアツい

コミック関連棚の領域が拡大しています。表紙を外に向けて飾る面陳でアピール中のタイトルに、なにが"ついに”なのかわかりませんが、コミック化しちゃったことが書いてあります。「珈琲店タレーランの事件簿」の発行部数は160万部とすごいことになってい…