本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

選書

「整える、夏。」(ゆるめる)ブックリスト

こころを解き放ち、自身の気持ちと向き合う時間が、生きていく上でとても大切。本と対峙することで、小さな気づきとともに、静かで穏やかな時を感じてみてください。 二子玉川蔦屋家電、食コンシェルジェ大川が選ぶ10冊の本です。 // 疲れないからだをつく…

池上冬樹さんが薦める文庫 2017.06.11

// 「スペードの3」朝井リョウ 著(講談社) 「色いろ花骨牌」黒鉄ヒロシ 著(小学館) 「その犬の歩むところ」ボストン・テラン 著(文藝春秋) 「スペードの3」朝井リョウ 著(講談社) ミュージカル女優、つかさのファンクラブを束ねる美知代。小学校の同…

私の知らない技術書の世界 おすすめベスト12

// 先日取扱いを開始したラムダノートの書籍を、関連書も併せて展開しています。関連書には、選書いただいた代表の鹿野さんからのコメント付きです。ぜひ店頭でご覧ください! 技術書に情熱を傾ける熱い棚作りに注目しているのがジュンク堂書店池袋店のPC…

池上冬樹さんが薦める新刊 2017.05.07

// 「アーサー・ミラーⅣ 転落の後に/ヴィシーでの出来事」アーサー ミラー 著(早川書房) 「宝を探す女」逢坂剛 著(KADOKAWA) 「ナオミとカナコ」奥田英朗 著(幻冬舎) 「アーサー・ミラーⅣ 転落の後に/ヴィシーでの出来事」アーサー ミラー 著(早川…

辻山良雄さんが薦める新刊 2017.04.30

新しい本に出会うには、信頼できる選者が薦める本を手に取るのが早道です。 // 大型書店「リブロ池袋本店」の元統括マネージャー。同店閉店後に退職し、荻窪に「Title」という自分の店を開いた辻山良雄さんが薦める本です。 「国のない男」カート・ヴォネガ…

東直子さんが薦める文庫この新刊! 2017.04.23

// 「離陸」絲山秋子 著(文藝春秋) 「ふたつのしるし」宮下奈都 著(幻冬舎) 「バン・マリーへの手紙」堀江敏幸 著(中央公論新社) 歌人・評論家の東直子さんが薦める文庫です。 「離陸」絲山秋子 著(文藝春秋) 国交省から矢木沢ダムに出向中の佐藤弘…

福永信さんが薦める三冊 2017.04.16

// 「植物はそこまで知っている ---感覚に満ちた世界に生きる植物たち」ダニエル・チャモヴィッツ 著(河出書房新社) 「アルキビアデス クレイトポン」プラトン 著(講談社) 「誘拐されたオルタンス」ジャック・ルーボー 著(東京創元社) 福永信が薦める…

中江有里さんが薦める3冊 2017.04.12

年間300冊の本を読む中江さんが、幅広いジャンルからご紹介します。 // 「我らがパラダイス」林真理子 著(毎日新聞出版) 「読書と日本人」津野海太郎 著(岩波書店) 「野菜」細川 亜衣 著(リトルモア) 「我らがパラダイス」林真理子 著(毎日新聞出…

内澤旬子さんが選んだ三冊

そもそも地方から人が出て行き、過疎になったのには理由があるわけだ・・・ 外側からの視点が地域再生のヒントになります。 // 「「小商い」で自由にくらす (房総いすみのDIYな働き方) 」磯木淳寛 著(イカロス出版) 「地方創生大全」木下斉 著(東洋経済新…

辻山良雄さんが薦める新刊 2017.03.26

新しい本に出会うには、信頼できる選者が薦める本を手に取るのが早道です。 // 大型書店「リブロ池袋本店」の元統括マネージャー。同店閉店後に退職し、荻窪に「Title」という自分の店を開いた辻山良雄さんが薦める本です。 「田舎のパン屋が見つけた「腐る…

中江有里さんが薦める3冊 2017.03.08

年間300冊の本を読む中江さんが、幅広いジャンルからご紹介します。 // 「井伊家の教え~彦根藩・末裔の娘が語る赤備えの精神」井伊裕子 著(朝日新聞出版) 「すばらしい新世界〔新訳版〕」オルダス・ハクスリー 著(早川書房) 「どこじゃ? かぶきねこ…

全国書店員が選んだおすすめコミック2017

日本出版販売株式会社「全国書店員が選んだおすすめコミック2017」事務局発表のランキングです。 「発刊5巻以下」(2016年11月時点)のコミックで、全国の書店員が「多くの人に読んでほしい」と選んだ上位作品を発表する、今回で12回目を迎えるマンガ賞です…

小原篤が薦める「闘病マンガ」の世界

マンガ家が病気と闘う自分を描いた「闘病マンガ」。朝日新聞の小原篤記者は「私が最近読んで面白かった「闘病マンガ」をいくつかご紹介しましょう」と薦めています。 その魅力は、知らない世界を知る面白さ(怖いもの見たさ含む)であり、健康のありがたさが…

第21回手塚治虫文化賞 候補8作品

第21回手塚治虫文化賞 「クジラの子らは砂上に歌う」梅田阿比 著(秋田書店) 「ゴールデンカムイ」野田サトル 著(集英社) 「SAD GiRL」高浜寛 著(リイド社) 「昭和元禄落語心中」雲田はるこ 著(講談社) 「トクサツガガガ」丹羽庭 著(小学館) 「ど…

書評七福神の今月の一冊【新刊書評】1月

翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人が選んだ1月のベストです。 d.hatena.ne.jp (ルール)この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が…

はじめての海外文学・とっておきの17冊

翻訳書の魅力を伝えるにあたって、翻訳者だけがいくら声高に叫んだところで、たいした効果はない。ほかのだれよりも何よりも必要なのは、現場で本を売ってくれる書店員さんたちの力である。 越前敏弥 出版翻訳あれこれ、これから 第7回:「はじめての海外文…

中江有里さんが薦める3冊 2017.02.08

年間300冊の本を読む中江さんが、幅広いジャンルからご紹介します。 // 「パブロフの犬 実験でたどる心理学の歴史」 著() 「日本の365日 季節の道しるべ」日本気象協会 著(マガジンハウス) 「江戸おんな絵姿十二景」藤沢 周平 著(文藝春秋) 「パ…

福永信さんが薦める三冊

新しい本に出会うには、信頼できる選者が薦める本を手に取るのが早道です。 // 福永信*1さんが薦める三冊 「終幕のゆくえ」眉村卓 著(双葉社) 「黄金の時刻の滴り」辻邦生 著(講談社) 「文庫版 書楼弔堂 破暁」京極夏彦 著(集英社) 「終幕のゆくえ」眉…

ブルータスが推す 日常のひずみを垣間見る3冊

ブルータス「危険な読書」で紹介された日常の歪みを垣間見る文学。写真家の橋本一子さんが選んだ「ノートリミングの世界」にこそ本当の面白さが潜んでいる本。 // 「チクタク食卓」高山なおみ*1 著(アノニマスタジオ) 料理家として活躍する高山なおみが自…

ブルータスが推す 日常のひずみを垣間見る3冊

ブルータス「危険な読書」で紹介された日常の歪みを垣間見る文学。編集者の末井昭さんが選んだ「ノートリミングの世界」にこそ本当の面白さが潜んでいる本。 // 「ゼロ発信」赤瀬川原平 著(中央公論新社) 2000年問題が騒がれていた時、ゼロからのスタート…

ブルータスが推す 危険な本屋大賞2016 模索社

ブルータス「危険な読書」で紹介された危険を取り扱う書店。一番危なかった本とは何か書店員に聞きました。 // 「模索社」*1市民運動団体の作ったパンフレット・ニュース、同人誌・個人誌、政治党派の機関紙類、そして社会・人文書を中心とした出版社の本な…

ブルータスが推す 危険な本屋大賞2016 カストリ書房

ブルータス「危険な読書」で紹介された危険を取り扱う書店。一番危なかった本とは何か書店員に聞きました。 // 「カストリ書房」*1台東区千束4-11-12。遊郭・赤線関連の書物も扱い、風俗にちなんだオリジナルステッカーなどのグッズも。 「昭和エロ本 描き文…

確定申告の本

時節柄、確定申告対策の本に関心が集まっています。 // 給与所得が主な収入源である勤め人が、年金を受給して(住宅購入や相続など突発的な要件を除いて)直面するのが確定申告です。万人向けに作られた申告用紙や必要書類を見ると憂鬱な気分になりますが、…

老後資金を考える本

最近、問い合わせが増えてきたなと感じるのが「老後資金」のガイドブックです。出版社も漂う空気を察知しているようで、様々な切り口で新刊を出してきます。 // 老後資金を特集するビジネス誌や新刊本が途切れることなく発行されています。高齢化社会の到来…

ブルータスが推す 危険な本屋大賞2016 模索舎

ブルータス「危険な読書」で紹介された危険を取り扱う書店。一番危なかった本とは何か書店員に聞きました。 // 「タコシェ」*1中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ3階。作家持ち込みの本も販売。 「HERE」リチャード・マグワイア 著(国書刊行会) 「極限…

ブルータスが推す 藤木TCDさんの四冊(BRUTUS「危険な読書」)

ブルータス「危険な読書」で紹介された5人目の危険な作家は、戦後の猥雑な残り香を辿って、都市に眠る危険な記憶を蘇らせる・・・ // 藤木TDCさん*1です。 「東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く」藤木TDC 著(実業之日本社) 「昭和酒場を歩く―東京盛り場今…

中江有里さんが薦める3冊 2017.01.11

年間300冊の本を読む中江さんが、幅広いジャンルからご紹介します。 中江有里公式ホームページ // 「おばちゃんたちのいるところ Where the Wild Ladies Are」松田青子 著(中央公論新社) 「安吾のことば 「正直に生き抜く」ためのヒント」藤沢周 著(集…

10代で読んでおきたい異常本(BRUTUS「危険な読書」)

世の中を秩序立てるあらゆる価値規範にカウンターをぶちかます「異常本」、酸いも甘いもかみ分けた通人の趣味と思いきや、そうした本は「若いうちに出会え」とはばからず語るのが荒俣宏さんと滝本誠さん。体験的読書体験の中から手に入りやすい本を選んで掲…

第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品 マンガ部門

2016年度・第20回文化庁メディア芸術祭の審査も大詰めを迎えていることと思います。例年のスケジュールでは、2月上旬には受賞作品展が、東京・乃木坂の国立新美術館で開催される予定です。人気のコミックにはない質感や発見、そして感動に出会えるので今から…

末國善己さんが選んだ今年の三冊

2016私の三冊 // 末國善己*1さんが選んだ今年の三冊。 1「孤高のハンセン病医師――小笠原登「日記」を読む」藤野豊 著(六花出版) 2「秋萩の散る」澤田瞳子 著(徳間書店) 3「スペース金融道」宮内悠介 著(河出書房新社) 1「孤高のハンセン病医師――小…