アイドルユニットのセンター争いより熾烈な新刊書の陳列争い。店の入り口に面した平台はデビューしたての新刊書にとっての晴れ舞台です。とはいっても陳列可能な数は10冊程度。書店員は勘と経験とわずかな趣味で人気を集めそうな本を選ぶのだそうです。
ちなみに本日(8日)のイチオシ本は・・・
- 「日本がわかる論点2015」朝日新聞出版編(朝日新聞社)
- 「戦場で書く 火野葦平と従軍作家たち」 渡辺 考著(NHK出版)
- 「ラオスにいったい何があるというんですか」 村上春樹(文藝春秋)
- 「わかれ」 瀬戸内 寂聴著(新潮社)
- 「モナドの領域」 筒井 康隆著(新潮社)
- 「天平の女帝 孝謙称徳」 玉岡 かおる著(新潮社)
- 「チャンキ」 森 達也著(新潮社)
- 「ユートピア」 湊 かなえ著(集英社)
- 「虚栄」 久坂部 羊著(角川書店)
- 「人魚の眠る家」 東野 圭吾著(幻冬舎)
村上さんと東野さんは盤石な支持層に支えられて指定席を獲得。筒井さんは「最後の長編」というコピーが効いています。森達也さんは放送局のコアなファンがついています。渡辺さんも地盤があるので外すわけに行きません。