本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

ミステリーの両横綱

週刊文春の「ミステリー」にならんで、斯界の権威といえる宝島社の「このミステリーがすごい2016年」が発売されました。こちらは11位以下の作品が掲載されている上、作家インタビューや、様々な読者の評価もあわせて読めるので本選びの参考になります。☆国内編では「孤狼の血」と「血の弔旗」がランクインしてます。

 国内編 上位10

  1. 「王とサーカス」米澤穂信著(東京創元社
  2. 「戦場のコックたち」深緑野分著(東京創元社
  3. 「孤狼の血」柚月裕子著(KADOKAWA/角川書店)☆
  4. 「さよならの手口」若竹七海著(文春文庫)
  5. 「流」東山彰良著(講談社
  6. 「ミステリー・アリーナ」深水黎一郎著(原書房
  7. 「片桐大三郎とXYZの悲劇」倉知淳著(文藝春秋
  8. 「鍵の掛かった男」有栖川有栖著(幻冬舎
  9. 「血の弔旗」藤田宜永著(講談社)☆
  10. 「オルゴーリェンヌ」北山猛邦著(東京創元社
  11. 「鳩の撃退法」佐藤正午著(小学館