本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

20パーセントオフ!新年の新古書店詣で

番組制作という仕事上、企画する内容が変わるたびに様々な本に目を通してきました。時間も限られているため詰め込むような読書です。引退した今もその頃の読み方が抜けません。

 

系統立てて本を読んでいるわけではなく、量も競えるほどでもありません。しかし、追いかけられるような締め切りがないので義務感もありません。取り上げた本の内容や量で、その人の価値観や読書量を値踏みされる書評家とは違う気楽な稼業です。

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仕事納めも終わり、約一週間通勤から離れた生活になります。今年最後の帰り道、新古書店に立ち寄ったところ「1月1日(金)~5日(火)まで20パーセントオフ」という張り紙が出ていました。 

本の価格が20パーセントオフというのは魅力です。新古書店ですから出たばかりのくベストセラーが山と積まれているわけではありません。捜しものが見つかるかどうかは運次第です。

単行本の棚を中心に巡ると、東野圭吾氏の「人魚の眠る家」が1280円。「ラプラスの魔女」が400円で数冊束になって出ていました。

米沢穂信氏の「王とサーカス」も一冊発見しました。

村上春樹氏の「ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」は1280円、「村上さんのところ」も1280円です。

又吉直樹氏の「火花」は見当たりません。

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仮に定価を1700円とすると一冊あたり約670円も安く買えます。ひいきの書店や出版社および著者の方にはごめんなさい。在庫に目星がついたので期間中に買いに出かけることに決めました。

このブログは私にとって買い物メモのような役目も果たしてくれます。スマホで一覧を開けば買い物メモ代わりのランキング表になるからです。(部数があまり出ない本などは新古書店で見つけることは困難なので新刊を即ゲットします)

新年まで売れ残っているといいけれど。