暗号と歴史の謎に迫るベストセラー

最近の売れ筋

上から、「新書・文庫」「文芸・一般書」「ビジネス書」です。

文芸・一般書は、プロ野球シーズンが始まったばかりということで、選手名鑑が伸びています。個人のお客さんというより業務用での受注が大きいようです。ビジネス書は自己啓発系の目玉商品が上位を独占しています。さて、今回注目したのが新書コーナー。

一位は新番組の「精霊の守人」原作本で、順当な売れ行き。池井戸潤氏の「七つの会議」も手堅く２着。さて３位は？

 「インフェルノ」ダン･ブラウン 著（角川書店）です。上中下の三冊セットで新登場しました。世界的ベストセラーとなった「ダ・ヴィンチ・コード」の作者・ダン・ブラウンの10年ぶりの最新作です。放送局員の中には「歴史好き」「旅行好き」「映画好き」「美術好き」と、現地まで実際に足を運ぶ筋金入りがけっこういます。本作は以上の必要条件を満たしていることから、関心を持たれたのかもしれません。

4位は「大橋鎭子と花森安治 戦後日本の「くらし」を創ったふたり」『歴史読本』編集部 （KADOKAWA）5位は「共震」相場英雄 著（小学館）現代日本の黙示録『震える牛』『ガラパゴス』の著者が全霊を注いだ、鎮魂と慟哭の社会派ミステリー。

インフェルノ　ヴィジュアル愛蔵版 [ ダン・ブラウン ] 価格：5,184円（税込、送料込）

ダン・ブラウン徹底攻略 [ ダン・ブラウン研究会 ] 価格：734円（税込、送料込）