本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

フイクション部門のランキングです。 

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丸善丸の内本店調べ(6月9日~15日)

 

1「ポーラースター ゲバラ覚醒」海堂尊 著(文藝春秋

医学生ゲバラは友人ピョートルとオンボロバイクにまたがり、南米大陸を駆け巡る。放埒な人妻、偉大な詩人、抑圧された人々、病に苦しむ患者と接し、次第に目覚めていく…。没後50年(2017年)、生誕90年(2018年)にゲバラを、キューバ革命を、そしてラテンアメリカを書き尽くす4部作の第1弾!

ポーラースター ゲバラ覚醒 [ 海堂尊 ]
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2「羊と鋼の森」宮下奈都 著(文藝春秋

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

3「家康、江戸を建てる」門井慶喜 著(祥伝社

ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、面目躍如の挑戦を描く快作誕生!

4「カエルの楽園百田尚樹 著(新潮社)

寓話的「警世の書」。

5「遊園地に行こう!」真保裕一 著(講談社

明日も仕事に行くための、勇気と熱狂ここにあります!奇跡の復活をとげた遊園地ファンタシア・パーク。夢を抱けない僕たちの前に、魔女が現れた―痛快無比のお仕事ミステリー。

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6「暗幕のゲルニカ原田マハ 著(新潮社)

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの“ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。

7「コーヒーが冷めないうちに」川口俊和*1 著(サンマーク出版

不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡

第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女の話
第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話
第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話
第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話

あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

コーヒーが冷めないうちに [ 川口俊和 ]
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8「松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 12)」松浦寿輝辻原登長谷川櫂ほか 著・訳(河出書房新社

俳諧は自然と世間と人間を結ぶ。俳聖たちの句に連歌から発句を経て俳句に至る流れを辿り、現代の連歌として丸谷才一らの歌仙を収める。

日本文学全集(01) [ 池澤夏樹 ]
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9「マチネの終わりに」平野啓一郎 著(毎日新聞出版)

結婚した相手は、人生最愛の人ですか?ただ愛する人と一緒にいたかった。なぜ別れなければならなかったのか。恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説。

マチネの終わりに [ 平野啓一郎 ]
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10「最強の経営者 小説・樋口廣太郎―アサヒビールを再生させた男」高杉良 著(プレジデント社

住友銀行から「夕日ビール」と蔑まれたアサヒビールに乗り込んだ樋口。次々と業界のタブーに挑んだ伝説の男とは。作家生活40年、著者最後の企業小説。 

最強の経営者 [ 高杉良 ]
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*1:音速かたつむり主宰を経て、現在1110プロヂュース主宰