本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

政経ビジネス書部門のランキングです。 

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東京・丸善丸の内本店調べ(6月9日~15日)

 

1「知っている人だけが儲かる コインランドリー投資のすすめ」三原淳 著(幻冬舎

マンション買うならランドリーを買え!雨の日は空から100円玉が降ってくる。資金ゼロ・サラリーマンにも最適。手間なし・リスクなしで副収入を得る。まったく新しいビジネスの始めかた。

・・・「2%しか利用者がいないから伸びしろがでかいっていうけどマーケティング的に考えて、そのイノベーターからいかにアーリーアダプターを増やしていくかが難しいのに、のびしろあるから大丈夫。みたいなことを言ってる」という書評がありました。読み物と割り切って読むと夢がある。

2「日本の革新者たち-100人の未来創造と地方創生への挑戦」齊藤義明 著(ビー・エヌ・エヌ新社)

Needsを探すのではなく、Wantsを創造する。100人の革新者との対話により、イノベーション・パターンを抽出。リアルな現実とどれだけ向き合えるのか?“野村総合研究所”が革新者たちと挑む、地方創生プロジェクトのリアルな現在形。


 

3「自分の時間」アーノルド・ベネット*1 著(三笠書房

「時間」について書かれた実用書で、これほど世界中の一流人たちに支持され、人生のバイブルとして愛読された本はないだろう。意欲に満ちた“賢明なる1日”を過ごすために―。

「朝目覚めると、あなたの財布にはまっさらな24時間が詰まっている」
「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」
「1週間を6日として考えよ」
「習慣を変えるには、小さな一歩から始めよ」
「1週間のうち90分は自己啓発のために充てよ」
「計画に縛られすぎてはいけない」…
などの具体的な時間活用のヒントが満載ということは・・自己啓発書

4「ブロックチェーンの衝撃」ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会 編(日経BP社)

15人の専門家が業界動向と将来展望、ビジネスへのインパクト、法制度、プラットフォームや暗号技術の詳細を徹底解説!

5「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」中島聡 著(文響社)

世界を変えたのは「締め切りを守る男」だった。【世界を一変させたWindows95の設計思想を生み出した伝説の日本人が教える人生を制するスピード仕事術】


 

6「相続・事業承継ビジネスに携わる方のための営業トーク集100」大場昌晴 著(きんざい)

「こういう本がほしかった!」現役銀行マンが絶賛!明日から使える!トーク例を4コマ形式で紹介。トーク例と解説で相続、承継ビジネスを完全サポート!相続編50、事業承継編50事例で顧客ニーズを網羅!見やすい図解で、提案スキームが一目瞭然!

7「不動産投資の超基本」牧野知弘 著(東洋経済新報社

背伸びしないで始められる!23のプロ目線で、自分だけの不動産戦略が見つかる。金の成る木にもなる不動産。あなたの人生をどん底に引きずりこむことにもなる不動産。不動産との上手なお付き合いの仕方を、ぜひ一緒に考えていきましょう。

8「決定版 FinTech」加藤洋輝 著(東洋経済新報社

今、注目のキーワードがこれ1冊でわかる!世界を変える新サービス&最新技術、業界動向を徹底図解。

9「この1冊でまるごとわかる! 人工知能ビジネス」日経ビッグデータ編(日経BP社)

AI研究の第一人者からの寄稿や、いち早く活用に挑む先進企業への取材などから変革の最先端をまとめ、AIがビジネスの将来に及ぼす影響を探った。

10「バリュエーションの教科書」森生明*2 著(東洋経済新報社

基礎から最先端の理論までをカバー。株式投資から企業IR、M&A、事業再生、「会社は誰のものか?」「金融資本主義の功罪」の議論まで。M&Aファイナンスの最前線で活躍する実務家から絶大の評価を受ける著者による最新作。難解な金融・ファイナンスの世界を「現場実務感覚」でシンプルに説き明かす! 

*1:1867年~1931年) 英国の小説家、劇作家、評論家。『二人の女の物語』やクレイハンガー三部作をはじめとする「5つの町」シリーズやフランス的な自然主義的作風で知られる

*2:経営コンサルタント1959年生まれ。京都大学ではサークル活動の英語ディベートに励んでいたという。一時期司法試験を志すが、転進して興銀に入行し、その後、ハーバード・ロー・スクールへの留学をきっかけにM&Aに携わるようになる。