本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

新書ノンフィクション部門のランキングです。 

f:id:tanazashi:20160214112053j:plain

日販調べ(6月20日~26日)

 

1「言ってはいけない―残酷すぎる真実―」橘玲 著(新潮社)

進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!

言ってはいけない [ 橘玲 ]
価格:842円(税込、送料無料)


 

2「夜を乗り越える」又吉直樹 著(小学館

芸人で、芥川賞作家の又吉直樹が、少年期からこれまで読んできた数々の小説を通して、「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える。また、大ベストセラーとなった芥川賞受賞作『火花』の創作秘話を初公開するとともに、自らの著作についてそれぞれの想いを明かしていく。「負のキャラクター」を演じ続けていた少年が、文学に出会い、助けられ、いかに様々な夜を乗り越え生きてきたかを顧みる、著者初の新書。

夜を乗り越える [ 又吉直樹 ]
価格:885円(税込、送料無料)


 

3「日本会議の研究」菅野完 著(扶桑社)

「右傾化」の淵源はどこなのか?
日本会議」とは何なのか?

市民運動が嘲笑の対象にさえなった80年代以降の日本で、めげずに、愚直に、地道に、
そして極めて民主的な、市民運動の王道を歩んできた「一群の人々」がいた。

彼らは地道な運動を通し、「日本会議」をフロント団体として政権に影響を与えるまでに至った。
そして今、彼らの運動が結実し、日本の民主主義は殺されんとしている。――

安倍政権を支える「日本会議」の真の姿とは? 中核にはどのような思想があるのか?
膨大な資料と関係者への取材により明らかになる「日本の保守圧力団体」の真の姿。

日本会議の研究 [ 菅野完 ]
価格:864円(税込、送料無料)


 

4「世界史の大転換」佐藤優、宮家邦彦 著(PHP研究所

跋扈するIS、誰も予期できなかったトランプ現象、止まらない中国の軍拡…「歴史の終わり」どころか想定外の出来事が次々に起こる世界。その本質を理解するにはニュースの表層を追いかけるだけでなく、背後の因果・相関関係を見抜く本物の歴史的大局観が必要だ。本書では国際社会の表裏を知り尽くした二人のプロフェッショナルが、中東、中央アジア、欧州、アメリカ、中国とまさに地球を一周しながら、なぜいま世界史的な大転換期が到来しているのか、そこでとるべき日本の生き残り策は何かを鮮やかに解き明かす。世界情勢の核心が丸ごと理解できる、圧倒的な密度の一冊。

世界史の大転換 [ 佐藤優 ]
価格:885円(税込、送料無料)


 

5「広島はすごい」安西巧 著(新潮社)

三期連続で最高益を更新したマツダ。新球場の設立以来売り上げが二倍になった広島カープ。両者に共通するのは、限られたリソースを「これ!」と見込んだ一点に注いで結果を出したことだ。独自の戦略を貫くユニークな会社や人材が輩出する背景には何があるのか。日経広島支局長が、「群れない、媚びない、靡かない気質」「有吉弘行綾瀬はるかが体現する県民性」などに注目し、「今こそ広島に学べ」と熱く説く。

広島はすごい [ 安西巧 ]
価格:799円(税込、送料無料)


 

6「情報を活かす力」池上彰 著(PHP研究所

テレビ番組のニュース解説、新聞・雑誌連載や書籍の執筆、大学での講義…多方面で活躍し、超多忙な著者。自宅に届く新聞7紙の読み方から、記事のスクラップ法、本の探し方、ネット情報との接し方、話の聞き出し方、わかりやすい説明のコツまで、その情報収集・整理・活用術を一挙公開。「情報の海」で溺れることなく、情報を自らの糧にするためのヒント満載。

情報を活かす力 [ 池上彰 ]
価格:918円(税込、送料無料)


 

7「壊れた地球儀の直し方」青山繁晴*1著(扶桑社)

アメリカもEUも中国も壊れていく。世界大戦の敗者の出番が来た。それは、ぼくらだ。さぁ、何からやろうか。幻の名著が新書で待望の復刊!

8「知らないと恥をかく世界の大問題 (7) Gゼロ時代の新しい帝国主義池上彰 著(KADOKAWA/角川書店

アメリカが20世紀の覇権国の座からおり内向きになったのを見計らい、かつての大国が新しい形の帝国主義を推し進める。難民問題、IS、リーダーの暴走…新たな衝突の種が世界中に。世界のいまを池上彰が解説。


 

9「語彙力こそが教養である」齋藤孝 著(KADOKAWA/角川書店

ビジネスでワンランク上の世界にいくために欠かせない語彙力は、あなたの知的生活をも豊かにする。読書術のほか、テレビやネットの活用法など、すぐ役立つ方法が満載!読むだけでも語彙力が上がる実践的な一冊。

語彙力こそが教養である [ 齋藤孝(教育学) ]
価格:907円(税込、送料無料)


 

10「京都ぎらい」井上章一 著(朝日新聞出版)

 洛中千年の「花」「毒」を見定める新・京都論である。

*1:民間シンクタンクの独立総合研究所代表取締役社長、近畿大学経済学部総合経済政策学科客員教授