暑い暑いといってられません。暑いときは涼しい場所で読書が一番。図書館は学生で満員だからと二の足を踏むあなたにお奨めしたい穴場がここです。
東急東横線代官山で下車。話題を呼んだ「代官山蔦谷」をのぞきに行きました。
外気は熱帯ですが、ガラス張りの建物と街路樹の緑がすずしげです。空調が効いた店内は思ったほど混雑していません。
書店と書店以外のサービスの融合が最近の書店の流行のようです。書籍以外にステーショナリーもさりげなく展示販売されていて、ショッピングが楽しめます。店内にはコーヒーハウスがあり、売り物の本をじっくり立ち読みすることが出来ます。
店の二階はラウンジのような作りになっています。壁沿いには古雑誌のバックナンバーが整然と並んでいて、調べ物もできます。
棚の一角には休刊となった「スイングジャーナル」の合本がありました。めくると「ヘレンメリル」の新譜の案内がありました。ニューヨークのため息と呼ばれたハスキーヴォイスのジャズヴォーカリストです。いまも元気。新譜の紹介記事の著者は先日なくなった大橋巨泉さんです。(ちょっとブレていてすみません)
遠出する体力や気力がなくなった人。節約して休みを楽しみたい人。新しいもの、古いものがお好きな人にはお奨めします。