本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

ハリーポッターシリーズ最新作登場

ハリーポッターと呪いの子」の発売日が決まりました。全国の書店にとっての一大イベントです。負けてはいられないというのが正直なところです。

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全世界でベストセラーとなったファンタジーの最新作が登場です。日本語版の発売日が確定して、予約の告知をつくることになりました。版元さんからいただいたチラシだけでは物足りなかったからです。

固定客がしっかりついているシリーズなので並べれば売れる商品です。ブームに乗って本を売るのはどうかと思うという声もありますが、はやい話競争です。売り場面積がさほど大きな店ではないことから、注文冊数満額入荷もあまり期待できません。予約を集めることで放送局員の要望に応えたいと思います。

Harry Potter and the Cursed Child Parts I & II」は、シリーズ第7弾「死の秘宝」での最後の戦いから19年後、エピローグでも描かれた父親となって子供たちをホグワーツ魔法学校へ送り出すハリーのその後を追った作品だ。魔法省での仕事に忙殺されるハリーと、“伝説”の家族であるという重荷に苦しめられる次男アルバス。そんな時に思いも寄らぬところから闇が忍び寄ってきて……。

 脚本は、「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリング、舞台「Once ダブリンの街角で」でトニー賞を受賞した演出家のジョン・ティファニー、テレビドラマ「FADES/フェーズ」のジャック・ソーンが執筆した物語を基にしたもの。それをソーンが舞台脚本の形にした。

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