米大統領選を控え、3回目の候補討論会が開かれました。誰も明言しませんが、流れは完全に見えているような雲行きです。国際政治関連の棚を独占する「トランプ」本。出版の世界ではヒラリー候補は完全に負けています。
「トランプ 毒言暴言 ―私には嫌な習慣がある。私は真実を言ってしまうのだ。」桑原晃弥 著(さくら舎)
なぜ、嫌われものトランプに大衆的人気があるのか!アメリカ社会の歪んだ深層がわかる本!
トランプ 毒言暴言 ―私には嫌な習慣がある。私は真実を言ってしまうのだ。
- 作者: 桑原晃弥
- 出版社/メーカー: さくら舎
- 発売日: 2016/09/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「アメリカはなぜトランプを選んだか」開高一希 著(文藝春秋)
暴言放言と言われてもその言葉には力がある。全世界が注視する実像に迫る!アメリカ取材30年のジャーナリストが徹底検証するトランプの実像!
「トランプ大統領とアメリカの真実」副島隆彦 著(日本文芸社)
ポピュリズム、アイソレーショニズム(国内問題優先主義)、リバータリアニズムをキーワードに、ドナルド・トランプの人間像を読み解く。アメリカ社会の荒々しい裏側と世界最先端の動きがよくわかる!
並べてみると、いずれも日本人の著者が書き下ろしたものです。報道関係者に聞くと「詳しい背景が知りたければ、現地メディアや関係者が発信したソースに当たった方が深くて詳しい」と言われました。人物解説にとどまる限り、いずれの本も賞味期限は大統領選までの短い期間といえそうです。