戦争や紛争は報道現場を熱くします。ではなぜ紛争がおきるのでしょうか?
「恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図」T・マーシャル 著(さくら舎)
【新刊情報】『恐怖の地政学』(T・マーシャル)ブックファースト新宿店さんで早くもランクイン(社会9位)。地政学の視点から、抗えない国家の宿命と人類の不幸の構造を明らかにする!⇒ https://t.co/uSMZlQDVZv pic.twitter.com/PE5jNhAkY1
— さくら舎(まめねこの出版社) (@Sakurasha_Pub) 2016年11月7日
なぜ戦争が起き、なぜ紛争が絶えないのか!地形は、そこに暮らす人に大きな影響を与えてきた。地政学とは、国際情勢を理解するための地理的要因に注目する。今、日本にとって重要なのは中国、ロシアの地政学である。中国はなぜ海洋に進出しようとするのか(中国の動向に関しては大半の章で触れている)。ロシアはなぜクリミヤを侵略したのか。アメリカは200年以上にわたり、非常に有利な地理的環境で利益を得てきた。しかし、今、なぜアメリカの時代は終わったと言われるのか。
まめねこの出版社として売り出し中の「さくら舎」から出た地政学の本。新刊情報を受け取ると、まずは出版社発のSNSで表紙や内容を確認します。表紙の様子を確認し類似本を調べ、平積みにするか面陳で並べるか考ることもあるのだそうです。
さて、流動化する国際情勢を肌で感じとるにはその場に立つのが手っ取り早いわけですが、それができない場合には地図を片手に山や川、海などの景観や、交通の便などを思い浮かべながら考えることです。国際関係の報道担当者に受けるはずだと、書店員は言います。