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本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

カープに恋して涙して~応援団「緋鯉(ひごい)会」の熱き男たち~

カープブーム再び。オフシーズンも広島の勢いが止まりません。総まとめの記録が相次いで出版されています。

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「広島アスリートマガジン2016年12月号“感動をありがとう!!" 」サンフィールド

25年ぶりのリーグ優勝、初のCS突破、そして激闘の日本シリーズ

広島の街が再び沸いた! 41年ぶり優勝パレード

マツダスタジアムで感謝の言葉が溢れた!
2016 広島東洋カープ優勝報告会

当店のスポーツ本のコーナーで、プチカープ本特集企画を組むことになりました。

なぜこのタイミングで企画するかというと、広島カープをファンの目で見つめた特集番組が放送されるからです。放送局員の中には広島勤務の人も多く、他の球団のファンであってもその土地の生活を取材するうちに地元球団を応援してしまうことになるのだとか。そんな人たちがカープ本を手に取ってくれるのだそうです。

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カープに恋して涙して~応援団「緋鯉(ひごい)会」の熱き男たち~

カープのために仕事を辞める!? 熱すぎる男たち ♢カープに恋して 涙して 〜応援団「緋鯉会」の熱き男たち〜

2016年12月2日(金)[NHK-BS1]後9:00 ※中国地方では同日[NHK総合]後8:00

カープを追いかけ続けた応援団のドキュメンタリーです。

 

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地域の放送局員にとって、地元球団を応援するのは当たり前。不偏不党を謳う放送法に縛られることなく、球団応援に力を入れます。試合結果の放送も主語は地元球団。対戦相手が勝っても、負けた地元球団目線でのリポートになることだってあります。

最初は戸惑っていた転勤者も一年もたてば"応援団"の仲間入りです。こうした特番も日頃の取材がものをいいます。暇ネタの企画を通じて人脈を広げ、取材相手の懐深く飛び込んでいくうちに、思いもかけない感動秘話に巡り会えるのです。

──「緋鯉会」とは、どんな団体なのですか?

「緋鯉会」は、カープの試合があれば全国どこにでも駆けつける応援団です。団員数は約60人、広島だけではなく、東京・名古屋・関西と、全国に支部を持っているんですよ。

番組では、今年の9月からセントラル・リーグ優勝、クライマックスシリーズ日本シリーズまでを追いかけたのですが、25年ぶりにリーグ優勝したこともあり、我々の想像を超えた“熱すぎる”ドラマがありました!

セントラル・リーグ優勝後、クライマックスシリーズ日本シリーズにはそれぞれ最大1週間、試合があるので、すべて観戦すると2週間かかるんです。普通の会社員ですと、すべての試合には行けないですよね。

ただでさえ、団員たちはペナントレース観戦で有給休暇を使い果たしているので、「試合に行けない、どうしよう……」と悩んでいました。結局、総代表の山村さんは「俺はカープのために応援に行く!」と、仕事を辞める決意をするんです。

さらにクライマックスシリーズが始まると、「カリスマ応援団長」と呼ばれていた元・総代表の苅部さんが登場します。

苅部さんは23年間「緋鯉会」の団員だったのですが、去年、やめています。それからは一度も応援に来ていなかったのです。結婚してお子さんができたので「俺はもうカープじゃなくて、家族を愛すると決めた」とのこと。0か100かの、とてもストイックな方でしたね……。でも応援団を辞めた途端に、カープは優勝街道をひた走ります。苅部さんは複雑な思いを抱えて、セントラル・リーグ優勝の試合にも行かなかったとのこと。

そこへ仕事を辞めた山村さんが「君と一緒にクライマックスシリーズを追いかけたい、みんな待っているから帰ってきてほしい」と声をかけるんです。はたして苅部さんは応援団に戻るのか……その決意にも迫ります。

彼らは20年余りカープを応援しているのですが、応援団として一度も優勝を見たことがないんです。「それなのになぜ応援を続けるのか?」という疑問を苅部さんにぶつけてみました。「負けた時こそ、応援が必要だと思うんです」という言葉が、非常に印象的でしたね……。

実は、総代表をはじめ「緋鯉会」の中心メンバーは、広島出身ではないんですよ。地元のチームではないのに「好きだから」と応援を続けているんです。

野球に興味がない方からすれば、「緋鯉会」のメンバーを見て「なぜそこまで応援するんだろう?」と感じると思います。けれど、彼らを見ていると、「カープが好き」という思いだけで十分なんだと納得できるはずです。

──「緋鯉会」は、カープの選手とは交流があるのですか?

選手との交流は、ほとんどないみたいです。黒田博樹投手の引退が話題になりましたが、そんな時でも特定の選手への応援はしないそうなんです。

「“応援差別”をしちゃいけない」と言っていて、平等にすべての選手を応援するというのが信条。個人的に好きな現役選手を聞いても、あまり答えてくれないんですよ(笑)。本当にストイックですよね。

カープが好きだから」と、20年以上愛するチームを応援し続けた「緋鯉会」。「熱いっ! 熱すぎる!」と野球ファンならずともその生き方、必見ですよ!

広島カープの場合は球団とファンとの距離が近いといわれます。(自動車メーカーのマツダがスポンサーから手を引いていたことも最近聞きましたが、オーナーもよく球場に足を運びファンとの交流をされているようです) 

赤ヘル豆知識

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やっぱりカープが好きじゃけん

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