本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

オーレリアンの庭・今森光彦 四季を楽しむ里山暮らし

まとまって注文を受けたのがこの作品集です。

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「Aurelian 今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界」今森光彦 著(クレヴィス)

豊かな里山環境の中、自然に寄り添いながら暮らす写真家・今森光彦氏。 氏のもうひとつの顔が切り紙作家です。 雑誌『家庭画報』で大好評連載した「オーレリアンの庭」をはじめ、 精選した最新の切り紙作品300 点以上を写真作品を交えながら紹介します。 氏の緑あふれるアトリエから生まれる鮮やかな切り紙作品の数々を、 四季に寄り添うライフスタイルとともにご堪能ください。"

写真家の今森光彦さんは、琵琶湖をのぞむアトリエを拠点に、琵琶湖湖畔の「里山」に生きる小さな生命たちと、そこに生きる人々の関わりを写真に撮り続けてきました。今森さんの作品に注目が集まったのは、1995年に出版された「里山物語」です。 

里山物語―SATOYAMA In Harmony with Neighboring Nature

里山物語―SATOYAMA In Harmony with Neighboring Nature

 

 

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日本でいちばん美しく、なつかしい自然、琵琶湖をのぞむ仰木の里。棚田の四季と虫たちなど、里山をめぐる豊かな生命のいとなみを、ワイドな写真と文章で辿る。木村伊兵衛賞受賞の注目の写真家の最高傑作です。今森さんは1999年には撮影監督として里山の映像作品を制作。記録映画「今森光彦里山物語」が高い評価を得ました。

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今森さんのもう一つの顔がクラフトワークです。切り紙の手法を使って野山で見た自然や昆虫を色鮮やかな作品ととして発表し続けています。 *1

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Aurelian 今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界

Aurelian 今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界

 

今森さんは琵琶湖を臨む棚田地帯に家を建て、周りに落葉樹を植えた雑木林、野菜やハーブを育てる畑やため池などを作って庭を里山のようにして暮らしている。世界の国々での撮影で身につけた自然を生かすセンスも融合させたライフスタイルは今、若者や都会の女性たちの憧れだ。番組では、今森さんの素敵な里山暮らしを年間取材。美しい庭の四季と命の輝きを見つめながら、里山の魅力やちょっとオシャレな自然の楽しみ方を紹介する。

「オーレリアンの庭・今森光彦 四季を楽しむ里山暮らし」と題したドキュメンタリーが2016年12月3日(土)放送されたことも伴い、作品に関心を寄せられる読者が増えています。 

www.nhk.or.jp

里山のことば

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里山物語―SATOYAMA In Harmony with Neighboring Nature

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昆虫記 (写真記シリーズ)

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切り紙昆虫館─ハサミで作ろう! (単行本図書)

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だれだかわかるかい?―むしのかお (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)

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昆虫の立体切り紙

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今森光彦の昆虫教室 くらしとかいかた

今森光彦の昆虫教室 くらしとかいかた

 

*1:NHK教育テレビ『趣味悠々 里山へようこそ・今森光彦のすてきな切り紙』の講師をつとめました