ランキングです。
- 1「翻訳家の蔵書」大瀧啓裕*1 著(東京創元社)
- 2「BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫」トマソン社
- 3「ハワード・ホークス映画読本」山田宏一 著(国書刊行会)
- 4「レコスケくん 20th Anniversary Edition」本秀康 著(ミュージックマガジン)
- 5「幻想の坩堝」(松籟社)
- 6「重版未定」川崎昌平*2 著(河出書房新社)
- 7「年月日」閻連科 著、谷川毅 翻訳(白水社)
- 8「「ウルトラマン」の飛翔」白石雅彦 著(双葉社)
- 9「諸星大二郎の世界」コロナ・ブックス編集部(平凡社)
- 10「ヒッチコック映画読本」山田宏一 著(平凡社)
1「翻訳家の蔵書」大瀧啓裕*1 著(東京創元社)
幼少期に触れた数多の名作。中学時代に萌芽したオカルティズムへの興味。洋書・洋雑誌の蒐集と耽読。翻訳に明け暮れた学生時代……荒俣宏氏をはじめとする先達らとの交流から、サンリオSF文庫で企画・翻訳した数々の作品、そして膨大な蔵書から翻訳術に至るまでを余すことなく綴る。ラヴクラフトほか怪奇幻想翻訳に一家を成す翻訳家による貴重な書き下ろしエッセイ集。書影・図版多数。
2「BOOK5 22号 特集:年末恒例アンケート 今年の収穫」トマソン社
本に関わるすべての人へ発信する情報バラエティ誌 。最終号です。
3「ハワード・ホークス映画読本」山田宏一 著(国書刊行会)
『リオ・ブラボー』『ハタリ!』『赤い河』『紳士は金髪がお好き』『三つ数えろ』など数々のアメリカ娯楽映画で知られる巨匠ハワード・ホークス。ただひたすらに面白いホークス映画の魅惑、醍醐味に病みつきとなった著者によるホークス愛溢れるエッセイを集大成した、本邦初のホークス映画読本がついに登場! 巻末に蓮實重彦氏との対談「そこに映画だけがある ハワード・ホークス讃」を収録。ハワード・ホークス生誕120年記念出版
4「レコスケくん 20th Anniversary Edition」本秀康 著(ミュージックマガジン)
祝20周年! レコスケくんはいつまでもレコスケくんのままです。
「さすらいのレコスケ」の連載開始からちょうど20年になるのを記念して、新しい「レコスケくん」の本ができました。2007年に刊行した『COMPLETE EDITION』以後に描かれた「レコスケくん」は、94ページ分! 当社以外の出版物に掲載した作品やweb用の作品もすべて収録し、装丁も一新しました。レコードと「レコスケくん」が大好きなら、2001年版や『COMPLETE EDITION』をお持ちの方も、そうでない方も、きっと楽しめるはず。ぜひお買い求めください!
レコスケくん 20th Anniversary Edition
- 作者: 本秀康
- 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: コミック
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5「幻想の坩堝」(松籟社)
ベルギーの幻視者たち―マーテルランク、ローデンバック、ピカール、エレンス、ゲルドロード、オーウェン、ジャン・レー、ティリー…蠱惑に満ちた幽暗の文学世界へ読者を誘う、本邦初のベルギー幻想文学選集。アンソロジスト・東雅夫氏による序「ベルギーの魔に魅せられて」を収載。
6「重版未定」川崎昌平*2 著(河出書房新社)
史上初!? 弱小出版社に勤務する編集者が主人公、リアルすぎる出版業界マンガ。ウェブの人気連載、待望の単行本化。
出版とは何か? 編集者とは何か? 編集業務から営業、書店、取次まで、赤裸々に描かれた出版界の内部事情。業界用語には詳細な注付き。
出版に興味のある方・出版界に就職を希望する学生・出版関係者、必読の1冊。
単行本化にあたり用語注などを全面的に加筆修正し、ウェブ版では読めない描き下ろし漫画・コラムなど50ページ分を追加収録。
7「年月日」閻連科 著、谷川毅 翻訳(白水社)
千年に一度の大日照りの年。一本のトウモロコシの苗を守るため、村に残った老人と盲目の犬は、わずかな食料をネズミと奪い合い、水を求めてオオカミに立ち向かう。命をつなぐため、老人が選んだ驚くべき最後の手段とは?
ノーベル文学賞の次期候補と目される、現代中国の巨匠が描く、“神話の世界”。本書は中国で、第二回魯迅文学賞、第八回『小説月報』百花賞、第四回上海優秀小説賞を受賞。数多くの外国語に翻訳され、フランスでは学生のための推薦図書にも選定。
8「「ウルトラマン」の飛翔」白石雅彦 著(双葉社)
戦後日本最大のヒーロー「ウルトラマン」は、ちょうど50年前、
1966年7月17日放送の第1話「ウルトラ作戦第一号」でブラウン管にその姿を現した。
銀色に輝く巨大宇宙人という前代未聞のアイディアにたどり着くまで、
金城哲夫をはじめスタッフは文字通り産みの苦しみを味わった。
そして誕生したヒーローの物語は、才能溢れる若者達の情熱によって、驚くべき発展を遂げていく。
各メディアで絶賛された『「ウルトラQ」の誕生』の著者が、
いよいよ本丸「ウルトラマン」誕生の軌跡を追うドキュメンタリー第2弾。
証言と史料をつきあわせ、かつてなく丁寧に、限界まで歴史的事実に迫る。
こうしてウルトラマンは飛び立った。
9「諸星大二郎の世界」コロナ・ブックス編集部(平凡社)
1970年のデビュー以来、半世紀にわたり300以上の作品を生み出してきた
漫画家・諸星大二郎の圧倒的画業の変遷と、作家自身の深層を掘り下げることを
目的とした決定版的一冊。原画ギャラリー、自らのルーツを辿る東京・足立区本木町の旅、
書き下ろしエッセイ、書斎と本棚の大解剖、漫画家・山岸凉子との初対談、
諸星大二郎に聞く95の質問、人物年表、主要作品解説、全作品データほか。諸星研究序説
古代[評論]松木武彦
民俗[評論]畑中章宏
東洋[評論]福嶋亮大
南方[評論]都留泰作
西洋[評論]東雅夫
日常[評論]東雅夫
諸星少年のいた街で。
[エッセイ]諸星大二郎 本木町を訪ねて
諸星大二郎の本棚 モロホシワールドを生み出す小宇宙へ――。
[対談]山岸凉子×諸星大二郎
諸星大二郎に聞く95の質問
略年譜
諸星大二郎主要作品解説
[選・文]斎藤宣彦
諸星大二郎全335作品初出誌&単行本データ
10「ヒッチコック映画読本」山田宏一 著(平凡社)
「サスペンスの巨匠」のすべて。「映画」の神様・ヒッチコックへの長年の愛と感謝を余すことなく伝える、著者畢生の決定版。各国品への丁寧な解説に加えて、キム・ノヴァク、フランソワ・トリュフォー、蓮實重彦、秦早穂子との、ヒッチコックを巡る貴重なインタビューや対話もたっぷり収録。