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本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

新書部門のランキングです。 

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丸善丸の内本店調べ(1月26日~2月1日)

 

1「トランプ時代」三浦瑠麗*1 著(潮出版社

各種メディアで大活躍の女性論客・三浦瑠麗がトランプ大統領のアメリカと日本に未来を語る! 1月20日の大統領就任の日にあわせて刊行! 「トランプ大統領は歴史の必然?」「岐路に立つ日米関係。日本人は自分の頭で考え、行動する時が来た! 」

 

2「キャスターという仕事」国谷裕子 著(岩波書店

今という時代を映す鏡でありたい──。従来のニュース番組とは一線を画し、日本のジャーナリズムに新しい風を吹き込んだ〈クローズアップ現代〉。番組スタッフたちの熱き思いとともに、真摯に、そして果敢に、自分の言葉で世に問いかけ続けてきたキャスターが、23年にわたる挑戦の日々を語る。

キャスターという仕事 (岩波新書)

キャスターという仕事 (岩波新書)

 

 

3「人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長」吉川洋 著(中央公論新社吉川洋 著(中央公論新社

人口減少が進み、働き手が減っていく日本。もはや衰退は不可避ではないか。
そんな思い込みに対し、長く人口問題と格闘してきた経済学は「否」を突きつける。
経済成長の鍵を握るのはイノベーションであり、世界有数の長寿国である日本にはそのためのチャンスが多々転がっているのだ。
日本の財政は破綻するのか、AIは人間の仕事を奪うのか、人間にとって経済とは――やわらかい語り口で、人口と経済の核心に迫る。

 

4「【新書版】海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる」三木雄信 著(PHP研究所

英会話が大の苦手なのに、孫正義氏の秘書に任命された元ソフトバンク社長室長。英語の会議で固まる自分に注がれた孫社長の視線…クビ回避のため自分に設けた期間は1年間。超多忙な日々、たった1年で英語をマスターするという決意のもと編み出した究極の勉強法を完全公開。「仕事で必要な英語だけ勉強する」「教材は一つに絞る」などの学習戦略に加え、やる気維持・習慣化や教材・スクール選びのコツも紹介。ベストセラー、

 

5「トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲」エマニュエル・トッド 著(朝日新聞出版)

トランプ大統領誕生で世界は、日本はどう変わるか?
米・中・露の覇権は?
世界経済は好転するか、保護主義で恐慌に突入か?
日本は自主防衛できるか?
戦争のリスクは増大するか?
──反グローバリズムの奔流と新しい世界秩序を最強論客が読み解く!

 

6「応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱」呉座 勇一 著(中央公論新社

室町後期、京都を戦場に繰り広げられた内乱は、なぜあれほど長期化したのか。
気鋭の研究者が戦国乱世の扉を開いた大事件を読み解く。

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

 

 

7「グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命」エマニュエル・トッド 著(朝日新聞出版)

トランプ・ショック、英国EU離脱、憎悪とテロの連鎖。どの国もうまくいかない歴史の大転換期を鮮やかに読み解く。グローバリズムが先進国の中間層を解体し、社会を分断する。民族の自律性と民主主義への懐疑が黒雲のように広がる。中東では国家の解体という最悪のプロセスが進行する。このおそるべきニヒリズムを乗り越えるには―。朝日新聞による日本向けインタビューを網羅。9・11以降の現代史の奔流が手に取るようにわかる!

 

8「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」池上彰、竹内政明 著()

ついに夢の文章講座が実現!
わかりやすく切れ味のよい文章の第一人者・池上彰さんと、
「読売新聞の一面を下から読ませる」当代一のコラムニスト・竹内政明さんが、
個性的でありながら、多くの人に読んでもらえる文章の書き方について語り合う。
構成方法、テーマの決め方、文章に必要な「部品」の探し方、
稚拙な表現からの脱出法、高度な毒舌活用術など、
職人たちが自分たちの秘技を大公開。
明日から真似できそうな二人の共通の習慣から、
高度な技術まで、惜しみなく披露しているので、
作文が苦手な人から上級者まで楽しめる。
作文の魅力がわかり、どんどん文章が書きたくなる一冊。

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書)

 

 

9「現代の名演奏家50 クラシック音楽の天才・奇才・異才」中川右介 著(幻冬舎

非凡な才能を持つ音楽家同士の交流は深く激しい。帝王カラヤンに見初められ女王の道を駆け上がった天才少女ムター(Vn)、グリモー(Pf)とアルゲリッチ(Pf)という美貌と野性味溢れる新旧異才の共鳴、反体制を貫きソ連国内でほぼ演奏できなかったロストロポーヴィチ(Vc)を復活させた小澤征爾…。彼らは何をきっかけに師弟やライバル、恋人となったか。時に対立し、それは音楽にどう影響したか。自らの才能だけを頼りに栄光を掴みながらも戦争や冷戦に翻弄される天才たちの50の邂逅の物語が、現代クラシック界の1枚の相関図として浮かび上がる。

 

10「」中西輝政 著(PHP研究所

トランプ大統領の誕生と「孤立主義化」するアメリカ。覇権主義的動きを強めるロシアのプーチンと中国の習近平。激震のEU。「地獄のオセロゲーム」と化すアジア…。すべての構図は「グローバリズムの終焉」とそれに伴う「アンチ・グローバリズム」「オールド・グローバリズム」「ネオ・グローバリズム」という三勢力の相克から読み解ける。いま直面する「危機」を考えるとき、もはや日本は「普遍的価値」も捨てるときは捨て、自らの生存を最優先に考えねばならぬ―現在の世界を動かす大きな流れを読み抜き、日本人の覚悟を問う、刮目の書。

 

 

*1:国際政治学研究者。東京大学政策ビジョン研究センター講師。株式会社山猫総合研究所代表