本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

新書部門のランキングです。 

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札幌・コーチャンフォー新川通り店調べ(2月5日~11日)

 

1「テレビじゃ言えない」ビートたけし 著(小学館

最近テレビじゃ「本当に言いたいこと」が何も言えなくてイライラしてるんだ―ビートたけしの呟きからこの本は生まれた。コンプライアンス、CMスポンサーへの配慮、そんな建前のもとエスカレートするテレビの自主規制。そんなもの、クソ食らえだ。放送コードを無視したこの男の毒舌は、ツービートの頃より切れ味を増している。政治・犯罪、ネット社会…偽善と矛盾だらけの現代ニッポンをぶった切る危ない現代評論。

テレビじゃ言えない (小学館新書)

テレビじゃ言えない (小学館新書)

 

 

2「それでもこの世は悪くなかった」佐藤愛子 著(文藝春秋

人から見れば悲劇かもしれない人生。しかし、正々堂々、力いっぱい生きた私はいま、満足だ―こんな佐藤愛子は、どうしてできた?93歳、初の語り下ろし人生論。

 

3「日本の武器で滅びる中華人民共和国兵頭二十八 著(講談社

日本国が、自衛隊の最新の戦闘機や艦艇をいくら増やそうとしたところで、中共の領土的な野望が消えてなくなることはありません。核武装国の中共が日本に降伏することもあり得ません。しかし、マレーシア、ベトナム、フィリピン等、地政学的に中共の味方とはなり得ない国々に対して、わが国から「機雷敷設専用の超小型潜航艇」等を武器援助するならば、日本の有権者は、驚くほど廉価な負担で、東アジアから侵略的な専制政体を除去し、世界の平和に貢献することができます。これが、「日本の武器で中華人民共和国が滅びる」という意味です。

 

4「怖いほど運が向いてくる! 四柱推命」水晶玉子 著(青春出版社

恋愛・結婚・仕事・健康…うまくいっている人は「運命の流れ」を知っています。人気占い師が教える、1年ごとの流年運、10年に一度の大運の読み方、活かし方。

怖いほど運が向いてくる! 四柱推命 (青春新書プレイブックス)

怖いほど運が向いてくる! 四柱推命 (青春新書プレイブックス)

 

 

5「江戸はスゴイ」堀口茉純 著(PHP研究所

ここまで楽しく素晴らしい町だったとは! 浮世絵などヴィジュアル満載で、ページを開けばお江戸の世界。その魅力がみるみるわかる極上の書。お江戸は世界史の奇跡だ!

庶民たちが、実にイキイキと町を闊歩していた江戸。江戸城が日本最大・最強の近世城郭として圧倒的な強さを誇っただけではなく、都市としても、同時代の世界に類を見ない、エキサイティングな町だった。
季節毎に訪れる幾多の楽しい祭(イベント)。天麩羅や寿司などよりどりみどりの外食天国。浮世風呂浮世床。当代きってのスーパーウーマンと遊べる吉原、手軽に遊ぶには江戸四宿。1億円プレーヤーの歌舞伎役者に、1年を実働20日で暮らした力士たち……。
裕福でなくとも、世界一幸福な人びとが、各自の人生を充実させていたからこそ、歌舞伎、浮世絵、和食など、たくさんの文化が発達し、今ではそれらが日本の誇るべき財産になっている。
本書は、浮世絵や版本など、江戸人によって描かれた絵画史料をふんだんに盛り込んで、〝庶民が主役〟の江戸がいかに魅力的で、面白くて、スゴイ町だったかを徹底紹介する。

江戸はスゴイ (PHP新書)

江戸はスゴイ (PHP新書)

 

 

6「サイコパス中野信子 著(文藝春秋

近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになっています。脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。
しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないことも明らかになってきました。大企業のCEO、政治家、弁護士、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人にサイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もあります。
また、国や地域で多少の差はあるものの、およそ100人に1人の割合で存在することもわかってきました。そればかりか、人類の進化と繁栄にサイコパスが重要な役割をはたしてきた可能性すら浮上しているのです。

サイコパス (文春新書)

サイコパス (文春新書)

 

反社会的な人格を説明するための診断上の概念だったが、必ずしも冷酷な人ばかりではないことがわかってきた。100人に一人は該当するという。 

7「母親力 息子を「メシが食える男」に育てる」森昌子 著(SBクリエイティブ)

転んでもケガをしても自分で起き上がらせる―子どもの頃からの夢だった「よき母」になるため、人気絶頂の27歳で歌手を引退。19年にわたって専業主婦に専念し、現在は歌手などで活躍する3人の息子を育て上げた。「あんたは鬼のような母親だ」と呼ばれるほどのスパルタ教育は、かなり独創的。そこにあったのは「メシが食える男にして送り出す」という強い信念だった。息子たちが一家の大黒柱になり、長い人生で壁にぶつかっても対処できるようにしたかったという“森昌子流スパルタ子育て術”。偏差値でもない、学歴でもない、人生を決定づける一番大切な力が身につく。

母親力 息子を「メシが食える男」に育てる (SB新書)

母親力 息子を「メシが食える男」に育てる (SB新書)

 

 

8「悪用禁止! 超ゲス心理学」齊藤勇 著(宝島社)

本書では、既存の心理学の書籍よりさらに実践的な内容に踏み込んだ、“超ゲス"な心理学テクニックを提案しています。ビジネスから恋愛などプライベートな方面まで幅広く網羅した一冊になっていますので、くれぐれも悪用などはしないように。

悪用禁止! 超ゲス心理学

悪用禁止! 超ゲス心理学

 

 

9「教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る」竹内薫 著(SBクリエイティブ)

真の教養人は話し方が違う。教養のある人は、幅広い知識をもっていて、しかも話がおもしろい。しかし、こんな人も存在します。知識だけは豊富。けれど、話におもしろみがない。専門のことしか知らない。コピペでものごとを語る。「なぜ?」と聞かれるとキレる…。彼らは知識をひけらかしているだけの「教養バカ」なのです。では真の教養人に必要なこととは?それは「わかりやすさ」。あなたが誰から見ても教養のある話し方ができる。これが本書の最終目標です。

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る (SB新書)

 

 

10「島田秀平が3万人の手相を見てわかった! 「強運」の鍛え方」島田秀平 著(SBクリエイティブ)

誰でも今すぐ運をよくできる!「運」。目に見えない不思議な存在であるにもかかわらず、人は「運を使う」とか「運を落とす」とか、はたまた「運を貯める」などと言いますよね。目に見えて増えたり減ったりするものではないので、正しく使うも貯めるもないように思えます。ですが、正しい使い方や貯め方は、きちんとあるのです。それは、これまでの先人の生き方が証明してくれています。この本では、そんな最強運の持ち主たちから学んだ「運の正しい貯め方・使い方」を、初公開します!

島田秀平が3万人の手相を見てわかった!  「強運」の鍛え方 (SB新書)

島田秀平が3万人の手相を見てわかった! 「強運」の鍛え方 (SB新書)