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家族最後の日

今日登場したのがこの本 

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「家族最後の日」植本一子*1 著 (太田出版

 タイトルだけ読むと絶望的な気持ちにさせられますが、ここでいう家族とは3世代にわたる家族のようです。

ここでいう家族とは、石田さんと子どもたちと植本さん、という家族だけでなく、石田さんと石田さんの親父という家族、植本さんと植本さんの両親という家族も入っている。

植本さんと母という家族は終わり、そして石田さんと植本さんと子どもたち、という新たな家族が始まった。

植本一子「家族の最後の日」を読んだ - 青と黄色のあいだ

著者の職業でもある写真と、文章の両側から綴った記録はそれとなく融合して独特な味わいを醸し出しています。 

 

出版・書店関係者の推薦文はこちらで確認できます。

www.ohtabooks.com

家族最後の日

家族最後の日

 

 

*1:1984広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀荒木経惟氏より優秀賞を受賞、写真家としてのキャリアをスタートさせる。広告、雑誌、CDジャケット、PV等幅広く活躍中