ランキングです。
- 1「江分利満氏の優雅で華麗な生活」山口瞳 著(小学館)
- 2「騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編」村上春樹 著(新潮社)
- 3「騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編」村上春樹 著(新潮社)
- 4「村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事」村上春樹 著(中央公論新社)
- 5「東京こだわりブックショップ地図 散歩の達人POCKET 」屋敷直子 著(交通新聞社)
- 6「介護する息子たち: 男性性の死角とケアのジェンダー分析」 著()
- 7「大阪的 (コーヒーと一冊) 」江弘毅、津村記久子 著(ミシマ社)
- 8「神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで」鹿島茂 著(筑摩書房)
- 9「禁じられたジュリエット」古野まほろ 著(講談社)
- 10「エコノミックス――マンガで読む経済の歴史」マイケル・グッドウィン,ダン・E・バー 著(みすず書房)
1「江分利満氏の優雅で華麗な生活」山口瞳 著(小学館)
あの“昭和サラリーマン”を描いたベストセラーがいま甦る!昭和三十年代―ときは正に高度成長期!まだまだ貧しいけれど日々豊かになっていくサラリーマンの悲喜こもごもを描いた山口瞳の出世作『江分利満氏の優雅な生活』『江分利満氏の華麗な生活』。本作は作品中にも「庄助」として度々登場する長男・山口正介氏がその2冊から江分利満氏のベストセレクションを再編した。『江分利満氏の優雅な生活』は第48回直木賞を受賞。特別に長男・正介氏の解説も収録。
江分利満氏の優雅で華麗な生活: ≪江分利満氏≫ベストセレクション (P+D BOOKS)
- 作者: 山口瞳
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/03/07
- メディア: 単行本
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2「騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編」村上春樹 著(新潮社)
『1Q84』から7年――、待ちかねた書き下ろし本格長編
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
3「騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編」村上春樹 著(新潮社)
物語はここからどこに
進んでいこうとしているのか?その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
4「村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事」村上春樹 著(中央公論新社)
その原動力はどこからくるのか ―― 翻訳者・村上春樹が、 70余点の訳書と、36年にわたる道程を振り返る。 訳書、原書の写真多数。 柴田元幸氏との対談もたっぷり収録。
5「東京こだわりブックショップ地図 散歩の達人POCKET 」屋敷直子 著(交通新聞社)
本書は、月刊『散歩の達人』の連載で10年近くにわたりのべ150軒を超える東京近郊の書店を訪れ、店主にインタビューを重ねてきた著者による書店(ブックカフェ含む)ガイド。新刊古書問わず、個性的な書店(とその担い手)を紹介します。本屋さんが多い街のめぐり方、若手による書店プロジェクトの動向など、本好き・本屋さん好きのみならず、散歩好きの一般読者、さらには業界関係者にもぜひ読んでいただきたい1冊です。
6「介護する息子たち: 男性性の死角とケアのジェンダー分析」 著()
同居家族介護における主介護者続柄割合は娘19.1%、嫁17.3%、息子16.3%。要介護高齢者への虐待加害者続柄割合は娘16.4%、嫁5.2%、息子40.3%。息子加害者の割合がかくも高いのはなぜか。「男性=暴力的」図式を退け、老親介護という、息子としてしか存在しえない場で彼らが経験する重圧と軋轢をジェンダーの視点から分析する。
7「大阪的 (コーヒーと一冊) 」江弘毅、津村記久子 著(ミシマ社)
どこで書くか、方言を使うか、世の中の場所は全部ローカルではないか…関西の名物編集者と作家が、怒濤の勢いで語り、綴る!大阪から、日本のローカルのあり方が見えてくる。書き下ろしエッセイ×一気読み必至の対談を収録!
8「神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで」鹿島茂 著(筑摩書房)
世界でも類例のない古書店街・神田神保町。その誕生から現在までの栄枯盛衰を、地理と歴史を縦横無尽に遊歩して鮮やかに描き出す。
9「禁じられたジュリエット」古野まほろ 著(講談社)
もうひとつの歴史を刻む日本の全寮制高校。現政権下では退廃文学として禁書となっている「ミステリ小説」に触れてしまった女子高生6人が反省室に収監される。彼女たち「囚人役」と、同級生2人の「看守役」の計8人で、更正プログラムに参加させられることに。はじめはごく普通の友人同士だった8人は、プログラムを早く切り上げられるよう協力しあうはずだったが、次第に対立を深め状況は深刻化していく。
10「エコノミックス――マンガで読む経済の歴史」マイケル・グッドウィン,ダン・E・バー 著(みすず書房)
世界の経済をマンガで語る、初の試み――それが『エコノミックス』。
「債務」が生じるのはなぜ? 経済はまだ成長する?
「完全雇用」って何? 新しい世代の暮らしぶりは、前より良くなる?
どうして不況が続くの? ウォール街占拠運動の発端は?