ランキングです。
- 1「あの頃 - 単行本未収録エッセイ集」武田百合子 著(中央公論新社)
- 2「騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編」村上春樹 著(新潮社)
- 3「騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編」村上春樹 著(新潮社)
- 4「神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで」鹿島茂 著(筑摩書房)
- 5「本の雑誌おじさん三人組が行く!」本の雑誌編集部 編(本の雑誌社)
- 6「美しいものを (花森安治のちいさな絵と言葉集) 」暮しの手帖編集部 編(暮しの手帖社)
- 7「中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) 」國分功一郎 著(医学書院)
- 8「昭和維新史との対話: 検証 五・一五事件から三島事件まで」保阪正康,鈴木邦男 著(現代書館)
- 9「村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事」村上春樹 著(中央公論新社)
- 10「東京こだわりブックショップ地図 散歩の達人POCKET 」屋敷直子 著(交通新聞社)
1「あの頃 - 単行本未収録エッセイ集」武田百合子 著(中央公論新社)
生前出版した作品集以外は、決して書籍にしないこと。そう言い残して亡くなった武田百合子。『富士日記』『犬が星見た』など、没後25年を過ぎてなお読者を魅了し続ける希有な随筆家・武田百合子の単行本未収録作品をこのたび初めて1冊にまとめる。編者は一人娘であり、写真家の武田花。
2「騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編」村上春樹 著(新潮社)
『1Q84』から7年――、待ちかねた書き下ろし本格長編
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
3「騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編」村上春樹 著(新潮社)
物語はここからどこに
進んでいこうとしているのか?その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
4「神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで」鹿島茂 著(筑摩書房)
世界でも類例のない古書店街・神田神保町。その誕生から現在までの栄枯盛衰を、地理と歴史を縦横無尽に遊歩して鮮やかに描き出す。
5「本の雑誌おじさん三人組が行く!」本の雑誌編集部 編(本の雑誌社)
新潮社、国書刊行会、武雄市図書館、文壇バー……出版業界のあらゆるところへぶらり訪問の出版業界珍道中記! 「本の雑誌」人気コーナーが待望の書籍化。
6「美しいものを (花森安治のちいさな絵と言葉集) 」暮しの手帖編集部 編(暮しの手帖社)
初代編集長からの贈りもの。暮しの手帖を彩った挿画500点&珠玉の言葉。初の挿画集。
7「中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) 」國分功一郎 著(医学書院)
自傷患者は言った「切ったのか、切らされたのかわからない。気づいたら切れていた」。依存症当事者はため息をついた「世間の人とは喋っている言葉が違うのよね」
――当事者の切実な思いはなぜうまく語れないのか? 語る言葉がないのか? それ以前に、私たちの思考を条件付けている「文法」の問題なのか?
若き哲学者による《する》と《される》の外側の世界への旅はこうして始まった。ケア論に新たな地平を切り開く画期的論考。
中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2017/03/27
- メディア: 単行本
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8「昭和維新史との対話: 検証 五・一五事件から三島事件まで」保阪正康,鈴木邦男 著(現代書館)
北一輝、大川周明、橘孝三郎、磯部浅一、石原莞爾、そして三島由紀夫。貧困と格差、愛郷と憂国、戦争と革命をめぐり彼等はどう思索し行動したのか?思想と国家改造運動を通じ日本を変えようとした昭和史の軌跡を二人の碩学が熱く語り合う。
9「村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事」村上春樹 著(中央公論新社)
その原動力はどこからくるのか ―― 翻訳者・村上春樹が、 70余点の訳書と、36年にわたる道程を振り返る。 訳書、原書の写真多数。 柴田元幸氏との対談もたっぷり収録。
10「東京こだわりブックショップ地図 散歩の達人POCKET 」屋敷直子 著(交通新聞社)
本書は、月刊『散歩の達人』の連載で10年近くにわたりのべ150軒を超える東京近郊の書店を訪れ、店主にインタビューを重ねてきた著者による書店(ブックカフェ含む)ガイド。新刊古書問わず、個性的な書店(とその担い手)を紹介します。本屋さんが多い街のめぐり方、若手による書店プロジェクトの動向など、本好き・本屋さん好きのみならず、散歩好きの一般読者、さらには業界関係者にもぜひ読んでいただきたい1冊です。