「123人の家 vol.2」日販アイ・ピー・エス
インテリアショップ「アクタス」で働く社員の家を撮影・編集した「123人の家」待望の新刊です。
インテリア雑誌を眺めていると、こんな暮らしをしてみたい気分になります。プロのインテリアコーディネーターが仕立てた室内を、プロのカメラマンが撮影した写真は理想の住まいを映し出す夢です。しかし、一分の隙も無い室内はいざ住んでみると意外に窮屈なものかもしれません。
では、人が実際に暮らしている室内を探検しよう。みんなが頭に浮かべていた願望を実現したのがこの写真集です。センスのいい暮らしにあこがれるなら、センスのいい人の暮らしを参考にするのが早道です。それも実際に人が暮らしているものが一番です。
どんな什器を手に入れて、それをどのように配置すれば空間はどのように見えるのか。住んでいる人が知恵を絞って作り上げた”お宅訪問本”です。限られた予算をやり繰りして作り上げた室内レイアウトは身近に感じられます。
本書で新しい試みとして提案されているのが、印刷媒体にとどまらない情報提供のあり方です。 三次元の情報を上手にパッケージ化されていると感心します。これからの出版のあり方を予感させるような本かもしれません。
写真だけではどうしても伝えきれないお宅の空気感を感じる工夫として360度の動画を撮影しました。無料ARソフトをダウンロードし、お気に入りのお宅のページにスマートフォンをかざすとあなたがリビングダイニングの中心にいて360度ぐるっと見渡した景色が、気持ちのいい音楽と共にお楽しみいただけます。
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