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皆殺し映画通信 地獄旅

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「皆殺し映画通信 地獄旅」柳下毅一郎 著(カンゼン)

この映画作った奴、いますぐ切腹しろ!!観たら地獄のジコマン映画が暴走中!今年も待ってました!映画評論家・柳下毅一郎が日本映画を斬って斬って斬りまくる殺しのレビュー50連発! !

青空エール』『世界から猫が消えたなら』『僕だけがいない街』『テラフォーマーズ』『母と暮せば』『四月は君の嘘』『Cutie Honey -TEARS-』『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』『DEATH NOTE Light up the NEW world』『疾風ロンド』『風のたより』『桜ノ雨』

名物シリーズの最新著作です。

映画購入担当の放送局員は、仕事上映画を数多く見なければなりません。配給会社は特定の作品を単独で放送権を売ることはせず、何本か抱き合わせで商品とするのが常です。当然あまの売れてない映画も入っていて、そんな映画は放送権はあるものの流す時間がないため、賞味期限切れで権利を失うこともあるのだそうです。

どの映画がおすすめかと聞いたことがありますが、見ることが仕事なので困った顔をしていました。しいて揚げるとするならばと口から出てきたのは、日本映画草創期の名作の数々でした。著者のボルテージの高さももとを辿ると同じなのかも知れません。

皆殺し映画通信 地獄旅

皆殺し映画通信 地獄旅