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会話もメールも 英語は3語で伝わります

英会話に挫折しかけた気持ちを支え、励ます本です。

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「会話もメールも 英語は3語で伝わります」中山裕木子 著(ダイヤモンド社

著者の中山氏は、「特許翻訳者×技術英語講師」であり、
特殊で難しい英語と日々格闘していました。

「文法的には正しい、でも伝わらない」。
そんな英語をたくさん見てきました。

英語漬けの日々を送る中、著者は1つの結論に達します。
内容が複雑であればあるほど、それに見合った複雑な英文を
組み立てるのではなく、その逆であると。

どんな複雑な文であっても、
SVO(誰かが、何かを、する)で表現することこそが、
「最も伝わる英語」であると確信したのです。

本書は、そのテクニックをあますところなく、お伝えするものです。

www.u-english.co.jp

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海外旅行で使える動詞の3位は「use」(使う)、様々な場面で使うことができます。2位は「need」(必要とする)、具合が悪くなって医者を呼んでほしい時などに使えます。それでは1位は「have」(持つ)。持つ以外にも様々な意味で使うことができるのです。

「I ??? the train」(電車に間に合う)に使うのは「make」、間に合うという意味があるのです。「??? a seat.」(お座りください)に使うのは「have」、いろんな動作に使うことができます。「主語・動詞・目的語」の3語でOK! と聞いて私にも続けられそうな気がしてきました。