本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

年配の読者からビットコインについて売れている本はどれか?という相談を受けました。専門書ではなく、仕組みがわかりやすく書かれた本が知りたいというのです。  

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「いまさら聞けない ビットコインブロックチェーン」 大塚雄介 *1著(ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

専門的なことは分かりませんが、わかりやすくて売れている本は書店の間でも話題になっているので目星は付きます。本書は難しい部分は置いておいて、門外漢にも大づかみでコトの内容を伝えることに力を入れています。池上彰さんのようですね。八刷52,000部出ていると聞きました。

「それだけ需要が高いのか」と思っていたら、10月に入って価格が暴騰していると言うではありませんか。バブル再来にならないか?心配がよぎります。 

 

仮想通貨ビジネスには、ITや金融の知識がなければ理解できない理系的側面、それと投資家など、一般人に分かる言葉で説明できる文系的側面が求められます。

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週刊文春でも担当編集者が書いています。

 

*1:おおつかゆうすけ コインチェック株式会社共同創業者兼COO(最高執行責任者)1980年群馬県生まれ。早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。リクルートから分社独立した株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を経験の後、レジュプレス株式会社創業(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。現在、取締役COOを務める。日本最大規模の仮想通貨交換取引所 Coincheckならびに、ビットコイン決済サービス coincheck payment を運営。