2017-12-24 市田隆が選ぶ2017今年の三冊 選書 名誉と恍惚ふるさとなんかどこにもないが、生きてやる。おれの名誉と恍惚はそこにある。日中戦争のさなか、上海の工部局に勤める日本人警官・芹沢は、陸軍参謀本部の嘉山と青幇の頭目・蕭炎彬との面会を仲介したことから、警察を追われることとなり、苦難に満ちた潜伏生活を余儀なくされる……。祖国に捨てられ、自らの名前を捨てた男に生き延びる術は残されているのか。千三百枚にも及ぶ著者渾身の傑作長編。 posted with ヨメレバ 松浦 寿輝 新潮社 2017-03-03 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 楽天koboで購入 7netで購入 図書館で探す ヒトラーの裁判官フライスラー独裁者に仕えた「血の裁判官」の実相に迫る!ナチス抵抗運動の青年グループ「白バラ」の被告人をはじめ、無数の死刑判決を下した「人民法廷」長官の生涯、ヒトラー体制下と戦後ドイツの司法界の闇を暴く、戦慄の書。著者特別寄稿「記憶と忘却について日本語版読者の皆さまへ」、「死刑判決文」・図版・史料多数収録。 posted with ヨメレバ ヘルムート・オルトナー 白水社 2017-03-24 Amazonで購入 Kindleで購入 楽天ブックスで購入 7netで購入 図書館で探す