「アニメプロデューサーになろう! アニメ「製作(ビジネス)」の仕組み」福原慶匡 著 (講談社)
星海社新書の「アニメのお仕事」シリーズ最新刊です。
献本御礼。
— 平澤 直 (@naohirasawa0617) 2018年3月25日
「けものフレンズ」福原Pによるアニメビジネス講座です。
業界全体の概観を提供する数土さんの「誰がこれからのアニメを作るのか?」手描きアニメ制作の醍醐味が綴られたトリガー舛本さんの「アニメを仕事に!」等と併せて読まれるとさらに理解が深まります!
弊社若手の課題図書指定! pic.twitter.com/f5Tc0RnQUd
制作進行という立場から書いた舛本和也さんの「アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本」は番組制作関係者ならピンとくる、仕事の勘所が詰まった本でした。
今回はアニメの現場からやや離れたビジネスとしての視点から捉えた本です。
この構造を変えられるのは、「製作」と「制作」両方のスキルと変革の意志を持った、新時代のアニメーションプロデューサーだけです。
作画の技術も、クリエィティブなセンスがなくても「製作」の仕事はできます。
そのかわり権利関係の知識や、契約業務、人的ネットワークがなければ務まらないのがアニメーション製作の仕事です。
製作委員会の仕事をしたことのある知人がつぶやいていました。
「アニメを見ない人ができる仕事なんですよ」