「ベラスケスとプラド美術館の名画」中央公論新社 編(中央公論新社)
敬愛する漫画家の荒木飛呂彦さんが
ベラスケスの大ファンであることをテレビ番組で知りました。
4月15日放送の日曜美術館「静かな絵画革命~宮廷画家ベラスケスの実験~」で
ゲストの荒木さんがベラスケスの魅力を語ります。
荒木 自分的には抽象絵画というよりも西洋の古典技法に影響を受けているので、例えばベラスケスとかゴーギャンの色の配置が大好きで研究してるところがあります。それをマンガに取り入れているところはある。だから抽象絵画という概念はないです。むしろ取り入れて融合しているフュージョンの感覚はあるかな。マンガ家はたくさんの役割を持っていて、脚本家やカメラマンや俳優などがあったりするけど、画家みたいなところもあるのかなって思う。僕はそういうところに力を入れているというか、そういうタイプの漫画家だと思うので。でも抽象絵画は好きで見てはいますけど、概念は僕にはあんまりない。むしろどちらかというと古典的な方に意識はいってるから、なんというか・・・・・・ネオベラスケス荒木飛呂彦 : ジョジョの奇妙な研究所?
名画に触発されて新しいアートが誕生する。
才能が才能に連鎖していく遺伝子のようなものがアルトすればそれは何か、
プラド美術館の作品をもっと知りたくなります。