本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

#GOROman「ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ」

f:id:tanazashi:20180420181120j:plain


 

「ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ」GOROman(近藤義仁)*1
、西田宗千佳*2 著 (講談社)

新しい機材が開発されると新しい仕事が生まれます。

AIに仕事を奪われると心配する声を聞きますが、ゼロから一を生み出せば状況は劇的に変わります。

VRもその一つ。ゲームの世界が市場を引っ張っている中、ユニセフが360度カメラで中等の難民キャンプを生中継する試みが先日放送されていて驚きました。

編集された映像を見ることでしか知り得なかった世界も、限られた条件でとはいえ見たい部分を見ることができる仕組みにはある種の解放感を感じます。

臨場感は最大の売り物だということがわかります。

ドローンの次はVRが期待されていますが、アイデア次第で世界が広がる気がします。

 

*1: 株式会社XVI(エクシヴィ)代表取締役社長。
小学2年でプログラミングを覚え、中学1年からパソコン通信を開始。工業高校を経て、大学を中退してゲームプログラマーに。ソニープレイステーションマイクロソフトXboxなどのタイトル制作に携わる。2010年にエクシヴィを創業。2012年に米オキュラス社のヘッド・マウント・ディスプレーと出会い、VRコンテンツの開発や普及活動を始める。2014年にオキュラス・ジャパン・チームを立ち上げ、オキュラス社の親会社であるフェイスブック日本法人の社員に。現在は同社を退社し、エクシヴィの経営に専念するほか、「GOROman」としても活動。代表作は「Mikulus」「Miku Miku Akushu」など。

*2:1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞アエラ週刊朝日週刊現代週刊東洋経済GetNaviDIME日経トレンディ、 AV Watchi、ASCIIi.jp、マイコミジャーナルなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。
小寺信良氏と共同でメールマガジン「小寺・西田の『金曜ランチビュッフェ』」を毎週金曜発刊。同メルマガは、単品版としてKindleでも金曜夕方以降に配信中。