本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

#蘇部健一「小説X あなたをずっと、さがしてた」

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「小説X あなたをずっと、さがしてた」蘇部健一 著(小学館

「WEBで期間限定全文無料公開しタイトルを募集」という方法がどのようなものか確かめるにはサイトを見るのが一番。

小説X | 小説丸

小学館のサイトを見てみると、著者が発信するツイッターが目の中に飛び込んできました。

共感と共有がキーワードとなる売り方のようです。

でも批判の声も・・・・

「ルビンの壺が割れた」(新潮社)が売れたので、その商法を小学館がパクったもの。つまり、最初は一定期間ネットで公開し、タイトルを公募するなりして話題性を高め、知名度を上げる。その後、単行本として売り出すというやり方。

満足するかしないかは読者次第。これも新しい出版のあり方かもしれません。