「酒の穴―酒をみつめる対話集」スズキナオ
*1、パリッコ*2著(シカク出版)
BSで放送中の「酒場放浪記」。これが番組ディレクターの間でよく話題になります。
というのも、出演者を一人確保し、店の了解をとってしまえばとりあえず番組ができるという超ローコストな番組だからです。
もちろん偶然画角に入ってしまったお客さんの許可は摂りまくらなくてはなりません。出演者も酒が飲めるのでご機嫌です。酒場で酒を飲みながらトークを撮ってしまえばいいのですから気が楽です。番組後半は何言ってるのかわからなくなっても、酒のせいにすることもできます。孤独のグルメの大衆酒場版です。
あーいいな。と思っていたらコンセプトを活字にした本が出ました。ページをめくるとゆるくて深い迷宮にいざなわれます。
「酒の穴」めちゃくちゃ面白え!スズキナオさんパリッコさんの酒飲みコンビの対話集で「椅子を持ち歩けばどこでも酒場になる。川の波紋もゲートボールの老人も酒のつまみ」「ストロングゼロは強いのに無なんてかっこいい。そうありたい」とか最高思考だらけ。まさに読むお酒!https://t.co/OQIhaaA5UQ pic.twitter.com/T4d6nwMayV
— 東京別視点ガイド (@another_tokyo) 2018年4月23日