「1989年12月29日、日経平均3万8915円: 元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実」近藤駿介*1著(河出書房新社)
株価が史上最高に達した平成元年の出来事です。
一年後の大納会の株価は2万3848円と、4割以上値を下げてしまいました。
その舞台裏でどのようなメカニズムが働いていたのか?
当時は渦中にいた当事者たちも、体験を公表できる条件が整い始めています。
歴史は繰り返すといわれます。過去の話の中には現代にも通用する教訓がくみ取れそうです。
*1:金融・経済・資産運用評論家。1957年生まれ。31歳で野村投信に入社。ファンドマネージャーとして株式、債券、デリバティブなどのトレードに従事。90年代には約8000億円の資金を運用