「ユリイカ 2018年7月号 特集=バーチャルYouTuber」キズナアイ、届木ウカ、月ノ美兎、赤月ゆに、万楽えね、みゅみゅ、皇牙サキ、広田稔、じーえふ 著(青土社)
子どものなりたい職業の一つに「ユーチューバー」という仕事があります。
自分で動画コンテンツを作ってユーチューブ上に公開し、視聴回数に伴う広告料食べていくという職業です。
カメラとパソコンの編集ソフトがあればとりあえず動画ほ編集することができるので、敷居はあまり高くありません。ネット上には自称ユーチューバーといわれる人たちの作品があふれています。
そこに登場したのが、生身の肉体を持たないキャラクターを使った動画作品です。
チャンネル登録者が170万人を超える「キズナアイ」や、チャンネル開設から4ヶ月で60万人の登録者を獲得した「輝夜月(カグヤルナ)」などが登場。
今年の7月にはグリーが動画番組の企画から配信までを行うプロダクション事業に取り組むというニュースも飛び込んできました。(6月末現在株価は反映した動きを見せていません)
人体の動きをトレースし、モデリングするためには個人の技と資金では難しく、バーチャルYouTuberを発掘・育成・マネジメントする事業体が必要になるからです。
これから注目される新しいサブカルチャーの動きを見る本といえそうです。