「TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか」レイチェル・ボッツマン 著(日経BP社)
通貨の次に来るものは「信頼」である。と堀江貴文さんの本にありました。
これまで私たちは、国が管理してきた通貨に全面的な信頼を寄せていました。
中には通貨を信じない国も数多くありますが、そうした国は厳しい状態に置かれています。
その常識に風穴を開けたのが仮想通貨という仕組みでした。
仮想通貨が成長した背景には高度な技術に裏打ちされた仮想通貨の信頼性があります。
技術の進化が変えるのは通貨だけではありません。
お隣の中国では個人の行動履歴が物差しとなって、その人が得られる特典に差がつけられる仕組みが広がっているのだそうです。
日本でも、VALUEのように、個人の信用を評価する仕組みにも注目が集まっています。
双眼が得てみると本書が提起する「信頼革命」というものの意味がもっと知りたくなります。