「戦闘機の航空管制 航空戦術の一環として兵力の残存と再戦力化に貢献する」園山耕司 著(SBクリエイティブ)
「ひそねとまそたん」の紹介をしたところ、ちょうどいい基礎資料が刊行されるという話を聞きました。
それがこの本「戦闘機の航空管制」です。
映画やアニメなどで繰り広げられるバトルシーンは作品の良し悪しを決める要素の一つです。
しかし、その設定が間違っていては作品の価値が下がります。
したがって、良くできた作品ほど設定と考証作業に力を入れます。
例え本編には登場しなくても、設定と考証をきっちり行った作品は、説得力を持つ動作の間あいが生まれるからです。
視聴者が想像する力を生み出すために、制作者側が細かな部分にこだわり続ける理由がこの一冊から読み取ることができます。