エコノミスト2018年9月11日号レビュー欄で紹介されたビジネス書。
- 「子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか」
- 「戦火の欧州・中東関係史: 収奪と報復の200年」
- 「ロシアと中国 反米の戦略」
- 「新書885日航機123便墜落 最後の証言」
「子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか」
次世代を担う若き経営者やプロフェッショナルたちは、どのようにわが子を育てているのか。
学校選びは? お小遣いのルールは? 夫婦の協力体制は?
将来の職業選択に、どうアドバイスをしている?
そして、子育てとビジネスの相乗効果は期待できるのか――。
注目の経営者たち10人へのインタビューを通して、驚きの実態が見えてきた!
◎ソラコム社長 玉川 憲氏
毎年、夫婦で子育てビジョンを策定
「引っ張るより、子どもの体験に寄り添いたい」
◎ノバルティスファーマ社長 綱場一成氏
子どもを寝かしつけながらビデオ会議も
「経営層が子育てに関われば大企業も変わる」
◎建築デザイン事務所noiz代表 豊田啓介氏
家事・子育てのアウトソースが家族を幸せに
「必要ならば、プロに頼めばいい」
◎SOUSEI社長 乃村一政氏
LINEで毎日連絡し、8人の子どもを束ねる
「子育ても事業もエンターテインメント」
◎ソウ・エクスペリエンス社長 西村 琢氏
泥だらけで育てる逗子暮らしを選択
「子どもにも社員にもまずYESと答える」
◎スペースマーケット社長 重松大輔氏
チームで乗り切る子育てシェアリング
「メルカリで経済の仕組みを教えたい」
◎ガイア社長 中桐啓貴氏
妻や子どもとの会話は、聞くに徹する
「10歳になった娘に長期運用を教えたい」
◎NPO法人クロスフィールズ代表理事 小沼大地氏
休日の銭湯通いで世の中を教える
「1カ月の育休で権限委譲を学んだ」
◎WiL共同創業者兼CEO 伊佐山 元氏
学びを楽しむ人生を教えるシリコンバレー流家庭教育
「オールAより、B・C混じりの成績をほめる」
「戦火の欧州・中東関係史: 収奪と報復の200年」
欧州視点でとらえた新しい中東史。
気鋭の国際政治学者による渾身の意欲作!
中東・北アフリカでの民主化運動「アラブの春」から7年。シリアでは内戦による死者数が47万人を超え、難民は480万人以上に達している。IS(イスラム国)によるテロは、エジプト、チュニジア、リビア、マリなど北アフリカ全域に拡散し、欧州でも、パリ、ブリュッセル、ロンドン、バルセロナと多大な犠牲者が出ている。
なぜ中東は世界の「火薬庫」となってしまったのか。なぜ中東でこれほどまでに戦争が続くのか。中東発の混迷は欧州にどこまで負の連鎖をもたらすことになるのか。本書は、欧州と中東の関係をオスマン帝国崩壊以前の源流からたどり、主に英仏の思惑など欧州視点で捉えた新しい「中東200年史」である。
「ロシアと中国 反米の戦略」
内には独裁的体制を強化し、外には米国一極支配に対抗するという共通目標をもつロシアと中国。ロシアの豊富な資源と軍事技術を求める中国、中国の経済成長によって国際的な孤立からの脱却をはかるロシア。両国の蜜月関係は強固に見える。だが、じっさいの思惑は一致していない。その舞台裏では、熾烈な主導権争いが闘わされている。ユーラシア連合と一帯一路、AIIB、BRICS、上海協力機構、北極圏に関連する利権や勢力圏をめぐる駆け引き…。世界のリバランスが進むなか、両大国に接する日本はどうするべきか。気鋭の国際政治学者が最新情報から、激動の国際情勢を読み解く。
傲慢な大国の緻密な戦略とは