週刊東洋経済2018年10月6日号BOOKS&TRENDSで紹介された本です。
「民主主義にとって政党とは何か:対立軸なき時代を考える」
政党不要論のなかで政党は生き残れるか―歴史と理論の両面から利益配分政治が終わった日本の
政党政治の行方を問う。
「VRは脳をどう変えるか? 仮想現実の心理学」
VRを新しいゲームや映画の一種だと思っていると、未来を見誤る。このメディアはエンタテイメントだけでなく、医療、教育、スポーツの世界を一変させ、私たちの日常生活を全く新たな未来へと導いていく。その大変革を、心理学の視点から解き明かそう。現在の
VRブームは、
クラウドファンディングから始まった小さな
VR機器メーカー「オキュラス社」を
Facebookが巨額で買収したことから始まった。世界を驚かせたその買収劇のわずか数週間前、
マーク・ザッカーバーグは本書の著者の研究室を訪れ、最新の
VRを自ら体験していた。そこで
ザッカーバーグが味わった衝撃が、この本には詰まっている。
「医療現場の行動経済学: すれ違う医者と患者」
「ここまでやって来たのだから続けたい」「まだ大丈夫だからこのままでいい」「『がんが消えた』という広告があった」といった診察室での会話例から、
行動経済学的に患者とその家族、医療者の意思決定を分析。医者と患者双方がよりよい意思決定をするうえで役立つ一冊!
「農業崩壊 誰が日本の食を救うのか」
補助金依存と
耕作放棄の暗澹をどう突破するか。「三人に一人が餓死」に抗う三つの挑戦。ニッポンの食と農を知るための数字&キーワード。