「ずぼらとこまめ」福田春美 著(主婦と生活社)
ファッションブランド、TRIPTYCH(トリプティック)のデザイナーによる生活提案です。
いいデザイナーは利用する人たちがどのような受け取り方をするか常に考えを巡らせながら仕事をします。
それはインテリアだけでなく料理のレシピなどの具縦的なものから、ちょっとした時間の過ごし方や居心地などの、ものではないものにまで及びます。
生活の糧を得るため、働く女性が増えています。
働くことは緊張の連続。競争相手の存在には闘って勝つ事も求められます。
隙のない身のこなしや論理と言うなの武装だって必要です。
でもそれだけでは持ちません。
自宅でくつろぐ時間は鎧を外し、バカになることが大切です。
そのことを著者は「ずぼらとこまめ」と言う言葉で提案しています。
普段の生活のいろんなシーンが様々に紹介されてます。
話題をさらった糸井重里の名コピー「おいしい生活」を思い出しました。
このコピーに繋がる空気感を感じまいす。
空気感のある人のお家ってちょっと入ってみたくなります。
働く女性をワクワクさせてくれる福田さんのお家に入ったみたいな本です!