本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

休日を安上がりに過ごす方法

書店の店頭観察を続けていると、しだいに中身も気になってきます。調子に乗って新刊本に手を出すと家計が火の車になるので、新古書店も利用しながら週末に読みたい本をあさります。

 購入した本を整理し、予算管理も含めて記録をつけると忘れっぽくなった頭を整理することができます。管理ツールはあまたありますが、手になじんだのがmediamarkerです。(映画やCD、ウェブも管理できますが、映画も一冊とカウントされるのが玉に瑕です)月々の支出が積算されるので買いすぎを抑える効果もあります。

新古書店は在庫の整理が雑なので、欲しい本を探すというより、掘り出し物を発見する感覚でつきあうのが吉でしょう。

・「最貧困女子」鈴木大介著(幻冬舎新書)280円(842円)

・「老人喰い~高齢者を狙う詐欺の正体」鈴木大介著(ちくま新書)460円(864円)

の2冊を読了(価格は新古書店価格)。マスコミ情報では伝えきれない当事者たちの事情を、寄り添うように記録した好著でした。テレビドキュメンタリーにしようとしてもハードルはかなり高く、取材チーム数クルーで3ヶ月以上は最低かかるテーマです。

現在進行形は・・・

・「戦場のコックたち」深緑野分著(東京創元社)1,560円(2,052円)

・「暴露」グレン・グリーンウォルド著(新潮社)510円(1,700円)

新古書店をたびたび観察していると、今話題のベストセラーや一昔の話題作を発見することがあります。かなり得した気分になります。