マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する「手塚治虫文化賞」の「マンガ大賞」候補７作が決まりました。 エンターティンメントから社会問題まで、取り上げられていないテーマはないのではというくらい、マンガは私たちの知識を広げてくれます…

第36回日本ＳＦ大賞が発表されました。 // 大賞 「コロンビア・ゼロ: 新・航空宇宙軍史」谷甲州 著（早川書房） 航空宇宙軍と外惑星連合が戦った第一次外惑星動乱から四十年。タイタン、ガニメデ、木星大気圏など太陽系各地では、新たな戦乱の予兆が胎動して…

書店ガールを読みました。 // 書店員が勧める本と書評家が評論する本の違いが書かれています。 自分の趣味には関係なく、売れると思ったら何でも紹介する。それが書店員の真骨頂だ。その辺は、紹介する本でその人の読書観を計られる書評家などとは違うところ…

冒険小説のドラマ化は、映像と活字の相乗効果が期待できます。大人から子どもまで楽しめる内容は多くの人を引きつけます。 ３月19日に放送が開始される「精霊の守り人」は、コミックやアニメにもなった期待の作品です。 // 放送９０周年を記念する大河ファン…

正確な情報をすばやく伝えるのが放送局の最大の使命です。 豊かで良い番組を伝えるためには「正確な情報」の周りについている「とるに足らない情報」にもしっかり目配せすることも必要です。 // とるに足らない情報とは、「トリビア」ですね。 生きていく上…

少年時代の宝物といえば模型という中高年も多いのでは。 なかでも戦闘機は子どもたちの憧れの的でした。 「戦闘機の模型」が店頭に登場。大勢のお客さんの注目を集めています。 仕掛け人は、あの出版社です。 // 全80冊を定期購読すると、付録についてきた模…

新書部門のランキングです。 トーハン調べ、新書ノンフィクション部門週間ベスト１０（1月31日～2月6日） // 「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」堀江貴文 著（SBクリエイティブ）人生を後悔しない生き方のヒント。 「糖質制限の真実 日本人を救う…

掘り出し物が見つかるのは、店から出るとき目に入るこの場所です。 ベストセラーや新刊につられて入ってきたお客が、支払いを済ませて「さて帰ろう」と出口を向くと目に入るのがこの棚です。 // 目立つ位置ではありますが、帰り支度の客が相手なので立地条件…

ビジネス書ランキングです。 「嫌われる勇気」に注目が集まっています。1月25日に発売された「１００分で名著」シリーズ「 アドラー『人生の意味の心理学』」も入荷分が完売で追加注文したそうです。 // 大手書店とは登場するビジネス書の顔ぶれがまったく違…

経済・経営・ビジネス書部門のランキングです。 東京・八重洲ブックセンター調べ、経済・経営・ビジネス書部門週間ベスト１０（2月7日～13日） // 「決定版 これがガバナンス経営だ！―ストーリーで学ぶ企業統治のリアル 」東洋経済新報社（東洋経済新報社）…

ひらがな表記は難しいものを優しく感じさせる効果があります。急いで読むと読み間違うことがあります。ゆっくり読んで欲しいと書店が「誉めたい本」がこの本なのでしょう。 紀伊國屋書店で「紀伊國屋じんぶん大賞2016 読者と選ぶ人文書ベスト30」フェアが開…

放送局の書店で今売れている本といえばこの本です。 選手について知ることで野球観戦の楽しみは広がります。 // プロ野球各球団は今月1日一斉にキャンプイン。球団期待の選手の話題がスポーツ欄を賑わす季節になりました。オープン戦もそろそろ始まる頃一斉…

書店員の眼そのものに商品価値がつく時代です。 レジで書店員が感じるお客様の手応えは貴重な生のデーターといえるからでしょう。ここに目をつけた「本屋大賞」の考え方は理にかなったものでした。 「次の柳の下は何か」と考えた賞がありました。 // 2016年2…

書店で見かける「重版出来」。さてこの読み方を知っている人は？ 「重版」（じゅうはん）は、初版と同じ版を使って印刷します。たとえるなら「コピー本」です。同じ判型や装幀であることから、奥付の部分の「○刷」を見て「重版」であることが確認できます。 …

休暇をとってみなとみらいで一泊しています。 // 桜木町駅前、コレットマーレ５階にある紀伊國屋書店の店先が楽しい。 力のこもった展示に書店員の意気込みを感じました。

円相場の動きが微妙な昨今、街を歩く外国人の方も増えています。 日本の生活や習慣は彼らの目にどのように映るのでしょうか。 // 一般書店と比べて放送局の書店では外国人との関わりを扱った出版に注目が集まります。鉄道時刻表や旅行情報誌、旅行ガイドブッ…

新書部門のランキングです。 大阪・紀伊國屋書店調べ、新書部門週間ベスト１０（1月25日～31日） // １．「戦略がすべて」瀧本哲史*1 著（新潮社）AKB48からオリンピック、就職活動、地方創生まで社会の諸問題を緻密に分析。我々が取るべき選択を示唆した現…

総合部門のランキングです。 日販調べ、総合部門週間ベスト１０（1月25日～31日） // 「あの日」小保方晴子 著(講談社) 「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」カール=ヨハン・エリーン 著（飛鳥新社） 「天才」石原慎太郎 著（幻冬舎） 「業物語 」西尾…

売れ行きが伸び悩む雑誌の中で久々のヒットです。 それがこの本。 「女性自身」の人気企画をまとめたムック「ねこ自身」。 // “ねこ好き”の編集スタッフが中心となって編集した企画です。 累計8万2千部のヒットを記録しています。 放送局の本屋の片隅にも動…

放送局の書店が力を入れる「政治・経済」関連書籍の品揃え。 客観性と先見性、正確さに加えて新たな視点の提示が欠かせません。読者の要求は高いので慎重に本を選びます。 // 「なるほど知図帳 世界 2016」昭文社 地図 編集部（昭文社） 海外特派員が必ず赴…

注目のテレビドラマを原作で読んでみませんか。 作品の理解がいっそう深まること受けあいです。 // 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」 フジテレビ ※原作本なし 脚本：坂本裕二 「はぶらし／女友だち」【全8回】 NHK BSプレミアム 原作「はぶら…

熱気球に魅せられて世界一になった人を紹介するテレビを見ました。 熱気球は佐賀県の大会が有名という程度のことしか知りませんでしたが、なかなか奥の深い競技のようです。 // 一度浮き上がったら風任せです。バーナーの火加減を調整しながら目的地をめざし…

文庫本のベスト５です。 ドラマ関連本が１位、４位と５位に入っているところに放送局らしさを感じます。

京都アバンティブックセンター京都店調べ、文庫部門週間ベスト１０（1月18日～24日）です。

日本のメディア芸術の最高峰に行ってきました。 六本木にある国立新美術館で開催中の文化庁メディア芸術祭。 アートやアニメなど４部門のメディア芸術の優秀作品が展示されています。 j-mediaarts.jp

北朝鮮のミサイル発射のニュースに揺れた一日でした。 気になりながらも新聞整理を続けました。 日販調べ、総合部門週間ベスト１０（1月25日～31日）です。

1月17日に紹介した秘密の本を売る本屋まで買い物に行ってきました。 tanazashi.hatenablog.com

文芸書の一角にテレビドラマや映画などの原作本 を並べたコーナーがあります。 オビを見ればひとめで「ドラマの原作」とわかる本もあれば、何も触れていない本もあります。 数ある本の中から原作を探して売り場に並べるのも書店員の仕事です。

一冊しか本を売らない書店の話が朝日新聞に載ってました。 東京・銀座の大通りから少し離れた古いビルに、週に一種類の本だけを売る書展がある。５坪の店内に広がるのは、店主が厳選した本の世界観を体験できる空間。口コミで評判を集め、海外観光客も足を止…

鑑賞やコレクションとして読まれる「美術書」ではありません。 放送局の書店には実用書に近い使われ方をする美術書を集めた棚があります。