// 「Who am I ?」マドカ・ジャスミン著 （KADOKAWA） 世の中の動きを知るには、アンテナを高く掲げた人を観察するのがいちばんです。 最近、さまざまなメディアに登場するマドカ・ジャスミン初めて出版した書籍が登場しました。 彼女の魅力は行動力。やや風…

// 「大人女子のための さみしさくんのトリセツ」大森篤志*1 著 （KADOKAWA） 「ＢＰ．Ｌａｂｏ ｗｏｍａｎ」が情報の発信源。 若い女性を対象にした「自己啓発セミナー」が著者の本業であることが分かります。 深入りしないことに超したことはなさそうです…

// 「本当にあった15の心あたたまる物語」キャサリン・バーンズ著 、岡本 千晶 (翻訳) （東洋経済新報社） 世界の第一線で活躍している人たちが自分の知識や技術を発表するイベントが、今年Ｅテレで放送され話題を呼びました。 価値のあるアイデア*1を世に広…

// 「おひとり上手のなかむらさん」ひぐちさとこ 著、なかむらたまご (原著)（KADOKAWA） フォロワー10万人。Twitterで活躍中の著者の新刊です。 Tweet to @nkmrerk 東村アキコの「東京タラレバ娘」を筆頭に アラサーちゃんの生態は様々な人がエッセイにして…

// 「アラサークロのインスタ映えしない日常」クロ 著（KADOKAWA） こちらも20代の作者が語るアラサー本。 フォロワー10万人。Instagramで活躍中の著者の本です。 Tweet to @cro_______cro カドカワから単行本を出版するのは、 おそらく今の20代クリエィター…

// 「岩合光昭の世界ネコさがし」岩合光昭 著（クレヴィス） 取材の基本は相手の懐に飛び込むことです。 相手の懐に飛び込むためには、警戒感を感じさせるようではダメ。 その心得を岩合さんは・街場の猫たちを相手に実践してくれます。 「作品としての猫の…

// 「漫画の仕事」 木村俊介 著（幻冬舎コミックス） 海野つなみは「ひねる」、いくえみ綾は「練る」、冬目景は「何度も消す」、そして、荒川弘は「ネタを回す」―彼女たちが語る“手の痕跡”。“漫画”と読者を繋ぎ続ける「見えない糸」の正体を探る、創作読本。…

// 「データでいのちを描く―テレビディレクターが自分でAIをつくったわけ」 阿部博史 著（NHK出版） データ分析の手法で新たな知見を導き出す「データ・ジャーナリズム」 | 気持ちのスイッチ

// 「デリヘルドライバー」東良美季 著（駒草出版） デリヘルとは、デリバリー型ファッションヘルスの通称です。その名の通り、女性を客の元へと派遣（デリバリー）するものです。デリヘル嬢たちは店が所有するマンションの一室などで待機していて、そこから…

古地図を片手に町並みを散歩する人たちが増えています。 時代や流行が変わっても、 建物や地形、景色に残された暮らしの記憶はそう簡単に変わらない。 そこに目をつけた歴史散歩のブームです。 町並みを探検すると、まさに温故知新です。 古いものから私たち…

// 「激震! セクハラ帝国アメリカ 言霊USA2018」町山智浩 著（文藝春秋） 強いアメリカとはいうものの、一皮むけばトンデモナイ人たちが支えるマンガのような世界だった。 トホホなアメリカ満載の言霊USA。 週刊文春の名物コラムの単行本化です。 世界を動か…

// 「映画のディストピア」高橋 ヨシキほか 著（洋泉社） 21世紀のいま、世界は絶望郷(ディストピア)だ! 個人の尊厳はシステムに吸収され、貧富の差は開き、人々は刹那の娯楽にうつつを抜かす。やがてくる破局……この暗黒未来は数多くの映画によって描かれて…

// 「ヨシダナギの拾われる力」ヨシダナギ 著 （CCCメディアハウス） 「アフリカ人からフォトグラファーという職業をもらいました」 これは、私のＳＮＳに載せている自己紹介文なのだが、本当にそう思っているのはたしかではあるが、もっと正しく言うならば…

// 「人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに」堀口英剛 著（ポプラ社） 月間40万人の男子が読んでいる商品情報ブログ「monograph(モノグラフ)」の編集長が堀口英剛さん。 堀口英剛*1さんが提案する自己啓発本です。 今流行のミニマリスト…

// 「マツコの何が『デラックス』なのか?」太田省一 著（朝日新聞出版） くじを引いたら 「ラッキースポットは、大勢の人が集まる場所。 笑顔であいさつをするとさらに運気上昇」と書いてありました。 大吉だったので気分も上々です。 よく考えると、書いて…

// 「隣の家族は青く見える」中谷 まゆみ（脚本）、 木俣 冬（ノベライズ）（扶桑社） エピソードを一つ一つ積み上げて物語を成立させるには、筋の通った姿勢が必要です。 視聴率をとれないこともあるかもしれません。しかし、見た人の心の中にしっかりした…

「いつも日本語で悩んでいます ―日常語・新語・難語・使い方」 朝日新聞校閲センター （さくら舎） 放送局には校閲部にあたる部署がありません。番組は番組で、ニュースはニュースで複数の人のめをくぐり抜けてオンエアされます。 もともと放送で使われる言…

// 「主よ 一羽の鳩のために:須賀敦子詩集」須賀敦子 著（河出書房新社） 没後20年。 今なお著者がすぐそばに生活して、はっとするような世界に私たちを導いてくれるのが 須賀敦子さんではないでしょうか。 若くしてローマやベネツィアに渡り、その土地で出…

// 「何をやっても、だいじょうぶ」山田宗正 著（飛鳥新社） とんちで有名な一休禅師を開祖とする大徳寺の塔頭寺院「真珠庵」。 桃山時代の絵師・長谷川等伯による方丈襖絵でも知られる古刹です。 真珠庵第27世住職の山田宗正*1さんは個性派和尚として知られ…

// 「義足でダンス ~両脚切断から始まった人生の旅~」エイミー・パーディー 著（辰巳出版） 闘病記です。 ドキュメンタリー系の番組の制作者にとって、闘病記は番組を作るだけでなく、自分自身のものの見方や考え方を深めてくれるものにあたります。 闘病中…

// 「バノン 悪魔の取引: トランプを大統領にした男の危険な野望」ジョシュア・グリーン 著（草思社） 雨後の筍のように大量に出版されるトランプ大統領の関連書籍にくらべ、 トランプを大統領に育て上げたとされる黒幕の存在はあまり公開されていません。 …

// 「「国境なき医師団」を見に行く」いとうせいこう 著（講談社） 震災を背景に生者と死者の関係を描いた「想像ラジオ」。 著者の作家・いとうせいこうが2016年から17年にかけて、 「国境なき医師団」が活動するギリシャの難民キャンプやフィリピンのスラム…

// 「未来技術に投資しよう」野村證券投資情報部編（日本経済新聞出版社） 筑波大学には 大学からの技術移転などを元に設立した「筑波大学発ベンチャー」があります。 新たな技術やビジネス手法を生み出す”スタートアップ企業”です。 １．大学の教職員、学生…

// 入荷するや即完売の本。 女優・石田ゆり子さんのフォトエッセイ。ようやくまとまった冊数が手に入るようになりました。 「Lily―日々のカケラ―」石田ゆり子 著（文藝春秋） 「“癒し系”タレントのようでもありながら、同年代女性の等身大のようでもある稀有…

// 「家族ほど笑えるものはない2」カフカヤマモト*1（KADOKAWA） 家族4人の平凡でかけがえない日々を描くインスタ発絵日記、待望の第2作。 魂のこもった17ページに及ぶ渾身作「母はなぜイライラしてしまうのか問題」を含む、大幅な描き下ろし漫画・イラスト…

// 「おかあさん、ずっとみてて。」k.m.p.(なかがわみどり・ムラマツエリコ)著 （KADOKAWA） 雑誌「WALKER」のサイト「コミックエッセイ」に不定期連載され、3月2日に最終回を迎えたコンテンツの書籍化です。 おかあさん、ずっとみてて。｜k.m.p.（なかがわ…

// 「人生がときめく魔法の片づけノート」近藤麻理恵 著（扶桑社） 断捨離ブームの牽引車である著者の最新刊です。 もともとは、雑誌ESSE3月号の付録「魔法の片づけノート（衣類編）」が好評だったことから 単行本として発売（または、単行本にあわせて雑誌…

// 「問題児」山川健一 著（幻冬舎） 行きつけの蔦谷家電に山積みしてありました。ビジネス書。とくに経営トップの自伝本は、 積極的に置く書店とそうでない書店が極端に分かれているように思います。 なぜ蔦谷家電に山積みされているのか。 二子玉川の地勢…

// ３月の「このマンガがすごい！」ランキング オンナ編 １『水上悟志短編集「放浪世界」』水上悟志 著（マッグガーデン） 水上悟志短編集「放浪世界」 (BLADE COMICS) 少年の頃、世界の全てだった団地…でもそこは…！！？ 出口も入口もない虚無の旅…その先に…

// 「若手を動かせ」中村トメ吉 著（エイ出版社） 縮小が続く美容業界の中で、ひときわ異彩を放つ美容院が話題を集めています。 2018年度の売り上げ見込みは10億円。創業から４年で６店舗。160倍の成長を遂げたといわれるのが、東京・表参道でメンズ・カット…