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本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

ニホンオオカミは消えたか?

今日登場した本

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ニホンオオカミは消えたか?」宗像充 著(旬報社)

「いまの何だ?」その日、ぼくは69人目のオオカミ体験者になった——。

100年以上前に絶滅したとされるニホンオオカミ。しかし、今も目撃情報が絶えず、その姿を追い求めている人たちがいる。果たして本当にいるのか、いないのか。その正体は何なのか?半信半疑のまま取材を始めたジャーナリストは、しだいにオオカミ探しの渦に巻き込まれていく。
そして、彼はとうとう〝オオカミ体験者〟となる……

【目次】
I 「オオカミを探す?」
II ニホンオオカミとは何か?
III どこからどこまでがニホンオオカミか?
IV 人生をかけたオオカミ探し
V ニホンオオカミはなぜ生き残ったか?
VI 行方知れずのオオカミ捜索

絶滅危惧種の保存を巡る話題は、番組作りの恰好のテーマです。しかし、いったん絶滅してしまった生物は、実物が発見されない限りなかなか取り上げにくいのが実情です。本書は、絶滅したニホンオオカミの周辺を探ったルポルタージュです。

作者のプロフィールを調べていると「ニホンオオカミを探す井戸端会議」という民間研究者がいることを知りました。

その内容ですが、下記が主な目次で、当ブログで発進した記事を参考にした部分も多々見受けられます。5~6年前「岳人」編集部古庄氏から「ニホンオオカミを勉強したい人物を紹介する」との電話が著者との出会いの始まりでした。著者紹介の部分で触れている様に大学山岳部出身と言う事で、宗像氏は今まで私が接した多くのメディアの方の中で、一番山行を供にしています。 

blogs.yahoo.co.jp

2017.01.11に発売される「二ホンオオカミは消えたか?」は、私の心中を代弁してくれる書籍と信じています。
今回で都合200回目のブログ発信ですが、それを読み返すのが煩わしい人にお勧めの書籍が「二ホンオオカミは消えたか?」だとも思っています。

 

番組づくりは、仲間内で「もらい屋であり、ひろい屋でもある」と自戒気味に言われます。信頼できる取材源から提供された情報をもとに、場合によっては追加取材を積み重ね、蓄積した映像素材を構成することで受け手に一つの提案を行う行為です。本書のようなテーマは、たとえめざすオオカミの絵がカメラに収められなかったにせよ、多角的な視点から構成が可能な気がしてなりません。ブログ主のように、本書がきっかけになって”種の絶滅”というテーマが深まることを期待します。

ニホンオオカミは消えたか?

ニホンオオカミは消えたか?