「駆け出しクリエイターのための お金と確定申告Q&A」桑原清幸 著(玄光社)
様々なブログを拝見すると思うのが、会社に属さずに生計を立てていく人たちの増加です。
「会社に属さず自分の力だけで生計を立てなさい」と煽るようなブログもみかけますが、よくよく見ると自分が書いた情報宣材をちゃっかり売りつけるような人も少なくありません。
それって情報弱者を食い物にしているだけのような気がします。
これからの生き方は、会社にも所属する。しかし副業の腕もしたたかに磨いて、収入源を分散させるというのが王道になるような気がします。
会社が雇用を約束する年齢は60歳まで。最近65歳まで働ける会社もありますが、基本は定年後まで面倒見ません。昔はそれでも年金生活には入れたのですが、最近は長い老後をなにもしないで生きていく余裕はありません。ですから、50代までに定年後のスキルを身につけたり、副業を考える人が増えているのしょう。
これから副業に手を出そうという人がまず学んで欲しいのが税金のこと。会社勤めの間は会社の総務が面倒を見てくれましたが、収入源が分散すると最低限の納税の仕組みは頭に入れなくてはなりません。働きながら確定申告を学ぶためには、同じような境遇の人向けに書かれた本を読むのが意外と早道です。