一週間ぶりの書店です。本を巡る深刻な情勢に変化は見られません。「本屋は本を売るのが仕事だけど」と見せてもらったのが「出版ニュース」です。 この雑誌は「出版年鑑」などを発行する出版ニュース社が月２回発行しているいわば業界紙です。

新古書店のセールに行ってきました。 デパートや専門店の初売り・福袋には目もくれず、新古書店に駆けつけると、そんなに混んでいません。書棚に直行すると年末に目星をつけておいた本が待っていました。

反知性主義とは「バカモノ」のことなのか？ 「NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか」上村達男 著（東洋経済新報社） を読み終わってため息をついてしまいました。

ドワンゴの創業者でありながら、スタジオジブリの見習社員・川上量生氏。 ジブリの鈴木敏夫プロデューサーに贈る本があの岩波書店から出版されました。

放送番組は刹那的です。しかし、見えない社会のひずみを可視化する力があります。 「鳥の目と蟻の目で見よ」と先輩たちから口伝えで番組制作の「心得」と「志」を学び受け継いできました。*1☆ *1:写真は鈴木大介著「再貧困女子」