本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

私の知らない技術書の世界 おすすめベスト12

// 先日取扱いを開始したラムダノートの書籍を、関連書も併せて展開しています。関連書には、選書いただいた代表の鹿野さんからのコメント付きです。ぜひ店頭でご覧ください! 技術書に情熱を傾ける熱い棚作りに注目しているのがジュンク堂書店池袋店のPC…

吉祥寺だけが住みたい街ですか?

// 「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」マキヒロチ 著(講談社) 雑司ヶ谷、五反田、錦糸町、駒澤大学、中野…「住みたい街No.1=吉祥寺」は間違っていた!? 吉祥寺で不動産を営む富田双子(ツインズ)はどこにでもある街へと変わっていく吉祥寺に不満たらたら…

辻山良雄さんが薦める文庫 2017.06.04

新しい本に出会うには、信頼できる選者が薦める本を手に取るのが早道です。 // 大型書店「リブロ池袋本店」の元統括マネージャー。同店閉店後に退職し、荻窪に「Title」という自分の店を開いた辻山良雄さんが薦める本です。 「人間とは何か」 マーク・トウェ…

週間ベスト10 2017.06.04

新書・ノンフィクション部門のランキングです。 日販調べ(5月22日~28日) // 1「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」ケント・ギルバート 著(講談社) 2「応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱」呉座勇一 著(中央公論新社) 3「サイコパス」中野信子 …

勉強の哲学 来たるべきバカのために

// 「勉強の哲学 来たるべきバカのために」千葉雅也 著(文藝春秋) 人生の根底に革命を起こす「深い」勉強、その原理と実践。勉強とは、これまでの自分を失って、変身することである。だが人はおそらく、変身を恐れるから勉強を恐れている。思想界をリード…

週間ベスト10 2017.06.03

フィクション部門のランキングです。 東京・八重洲ブックセンター本店調べ(5月21日~27日) 貫井徳郎さんの著作2冊がランクイン。 // 1「宿命と真実の炎」貫井徳郎 著(幻冬舎) 2「劇場」又吉直樹 著(新潮社) 3「素敵な日本人 東野圭吾短編集」東野圭…

人生の終い方 自分と大切な人のためにできること

自分の人生がもう長くないとわかったとき、あなたなら何をしますか。誰に何をのこしますか。あるいはのこさないですか。大きな反響を呼んだ同番組が書籍化されました。 // 「人生の終い方 自分と大切な人のためにできること」NHKスペシャル取材班 編(講談社…

みんなの朝ドラ

// 「みんなの朝ドラ」木俣冬 著(講談社) 朝ドラに「パターン」があると感じるのは、気のせい?2010年代、朝ドラはなぜ“復活”したのか?名作の魅力を解き明かした待望の朝ドラ論! テレビ番組をテーマにした本が出るとわかったら、注目度にかかわらず一定数の…