10月はテレビの改変期。書店にとっては新しく始まるテレビドラマの原作情報が気になります。テレビ化されると売り上げが大きく変わるからです。TBSテレビの新ドラマを調べてみました。
「逃げるは恥だが役に立つ」
主人公・森山みくり (25歳) は、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そしてただ今求職中。「誰からも必要とされない辛さ」 を日々感じている。そんなみくりを見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡 (35歳) の家事代行として働き始めることに。かゆいところに手が届く働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくり。しかし、あるキッカケでその仕事も失いそうになる。そんなとき、将来に不安を抱え追いつめられたみくりは、ひょんな会話の流れから津崎に 「就職という意味で結婚するのはどうですか?」 と言ってしまう!超真面目な津崎は、検討した結果、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして、「雇用主=夫」「従業員=妻」 として結婚することに。2人は、周囲にばれずに新婚生活を過ごせるのか !?
脚本:野木亜紀子(『空飛ぶ広報室』『重版出来!』『図書館戦争シリーズ』)
原作:海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ』
森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として週1で働き始める。両者ともに快適な関係を築いたふたりだが、みくりが実家の事情から辞めることに。現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚――契約結婚だった! ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活が始まる……! オトナの諸問題に挑む海野つなみの新境地!
「彼岸島」
日本のどこかにある絶海の孤島、彼岸島。そこではウィルスに感染した人間たちが吸血鬼と化し、人をさらってはその生き血を吸って横暴の限りを尽くしていた。この彼岸島で行方不明になった兄の篤(鈴木亮平)を捜しに来た明(白石隼也)は、吸血鬼の勢力を倒すワクチンの存在を聞きつけ、果敢に敵の中に乗り込んでいく。しかし、捜し求めていた兄の篤は吸血鬼に感染され、彼岸島を支配するマスターヴァンパイア、雅(栗原類)の手下となっていた……。
脚本:佐東みどり、伊藤秀裕
吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)――。踏み入れたら最後、再び生きて還ることはない……。大学に合格したばかりの宮本明(みやもと・あきら)の兄は、2年前に行方不明となっていた。実は彼は彼岸島へ連れ去られ、現在一人で身を隠し生活していたのだ。そんなある日、明の前に現れた謎の美女。彼女は行方不明の兄の免許証を持っていた。それは恐るべき島への誘い。そして……忌まわしき悪夢の幕が上がる――。戦慄(せんりつ)の吸血鬼サバイバルホラー!!
「コック警部の晩餐会」
料理の腕前がプロ級の警部が、容疑者たちを晩餐会に招き、犯人をあぶりだすグルメミステリードラマ『コック警部の晩餐会』を放送いたします。
本作で事件を解決するのは、捜査一課特命警部で料理の腕前がプロ級の“コック警部”こと古久星三(こっくほしみつ)。彼の捜査方針は“料理はウソをつかない”。その一風変わった独自の理論でマイペースに捜査を進めます。罪を逃れてのうのうと好きなものを食べている殺人犯を絶対に許さないコック警部は、被害者を理解するため、被害者が食したものを再現し、思いを馳せて推理に及ぶ。その優しさと、犯人を追いつめる彼のブレない正義感は、グルメ界のニューヒーローとなるでしょう。
脚本:船橋 勧
原作本なし