台風の影響もあり、雨模様の火が続きます。インドア派にとっては絶好の日和でもあることから、二子玉にある蔦谷家電に足を伸ばしました。
映画館は満員の人であふれています。
下のフロアにある書店は比較的すいています。蔦谷家電の展示を眺めると、人の家の本棚を眺めているような感覚になるのが不思議です。
たとえばこの棚は人工知能とかロボットの本を集めた棚。
専門書を挟むように一般書や啓蒙書、子ども向けの本も棚差しされています。
対象世代が違ったり、図鑑だったりと一般書店なら絶対ここには並んでいないはずの本が、「私、ここにいてもいいの」と並んでいると、つい中身を見てしまいます。
本日の収穫。業田良家のコミック作品「機械仕掛けの愛」最新4巻を発見。この作品は春先に新国立美術館で開催された「メディア芸術祭」の会場で知りました。感情を持たないはずの人工知能が普及する近未来の日常を描いた作品です。
第17回手塚治虫文化賞 短編賞に続き、
第19回文化庁メディア芸術祭にて優秀賞を受賞!
幸せあふれる結婚披露宴。花嫁の父親は、ロボットだった。
「この日を妻にも見せたかった」……彼の記憶にある妻の姿は?
フワフワの着ぐるみ、クラスの転校生、未来を予言する者、
そして誰もが待ち望んだ、聡明で清廉で公正な大統領。
ロボットの彼らが、ヒトの世界を変えていく。
だが、技術が進歩しても、キカイを操っても、ヒトを殺すのはヒトである。
現代社会が注目する「人間とAI」にまつわる物語を、
丹念に貪欲に描いていく寓話的オムニバス、8編を収録。
今年も今月9日で応募期間が終わったメディア芸術祭。どんな発見に出会えるのでしょうか、発表が楽しみです。