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本屋は燃えているか

ブックストアの定点観測

週間ベスト10

ランキングです。 

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東京堂書店神田神保町店調べ(3月14日)

 

1「東京こだわりブックショップ地図 散歩の達人POCKET 」屋敷直子 著(交通新聞社

本書は、月刊『散歩の達人』の連載で10年近くにわたりのべ150軒を超える東京近郊の書店を訪れ、店主にインタビューを重ねてきた著者による書店(ブックカフェ含む)ガイド。新刊古書問わず、個性的な書店(とその担い手)を紹介します。本屋さんが多い街のめぐり方、若手による書店プロジェクトの動向など、本好き・本屋さん好きのみならず、散歩好きの一般読者、さらには業界関係者にもぜひ読んでいただきたい1冊です。

 

2「騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編」村上春樹 著(新潮社)

1Q84』から7年――、待ちかねた書き下ろし本格長編

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

 

3「騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編」村上春樹 著(新潮社)

物語はここからどこに
進んでいこうとしているのか?

その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 

 

4「神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで」鹿島茂 著(筑摩書房

世界でも類例のない古書店街・神田神保町。その誕生から現在までの栄枯盛衰を、地理と歴史を縦横無尽に遊歩して鮮やかに描き出す。

 

5「地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録」ジョン・ル・カレ 著(早川書房

東西冷戦、中東問題、ベルリンの壁崩壊、テロとの戦い──刻々と変化する国際情勢を背景に、ル・カレは小説を執筆し、『寒い国から帰ってきたスパイ』、『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』に始まるスマイリー三部作、『リトル・ドラマー・ガール』などの名作を世に送り出してきた。
本書は、巨匠と謳われる彼の回想録である。その波瀾に満ちた人生と創作の秘密をみずから語っている。

地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録

地下道の鳩: ジョン・ル・カレ回想録

 

 

6「魂でもいいから、そばにいて : 3・11後の霊体験を聞く」奥野修司 著(新潮社)

「今まで話せませんでした。死んだ家族と“再会”したなんて……」「津波に流された愛娘の魂は、三年後、母と祖母のもとに戻ってきた」「亡き伯父から携帯に電話が……」――東日本大震災の遺族が初めて「告白」した奇跡の体験と絶望からの“再生”の物語。感涙必至!

魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―

魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―

 

 

7「虞美人草 (定本 漱石全集 第4巻) 」(岩波書店

職につかず超俗の日々を送る甲野と、気の強い異母妹藤尾。外交官をめざす豪放磊落な宗近と、兄想いの妹糸子。過去を捨て立身出世を夢見る小野と、内気ないいなずけの少女小夜子――東京と京都を舞台に、男女六人の若者たちが織りなすひと春の絢爛たる愛の群像劇。職業作家の道を歩みはじめた漱石が描く、渾身の本格的恋愛長編小説。

虞美人草 (定本 漱石全集 第4巻)

虞美人草 (定本 漱石全集 第4巻)

 

 

8「ゆらぐ玉の緒」古井由吉 著(新潮社)

陽炎の立つ中で感じるのも、眠りの内のゆらめきの、余波のようなものか。老齢に至って病いに捕まり、明日がわ からぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥の声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ、往還する時間のあわいに浮かぶ生の輝き、ひびき渡る永劫。一生を照らす生涯の今を描く全8篇。古井文学の集大成。

ゆらぐ玉の緒

ゆらぐ玉の緒

 

 

9「名誉と恍惚」松浦寿輝 著(新潮社)

ふるさとなんかどこにもないが、生きてやる。おれの名誉と恍惚はそこにある。日中戦争のさなか、上海の工部局に勤める日本人警官・芹沢は、陸軍参謀本部の嘉山と青幇の頭目・蕭炎彬との面会を仲介したことから、警察を追われることとなり、苦難に満ちた潜伏生活を余儀なくされる……。祖国に捨てられ、自らの名前を捨てた男に生き延びる術は残されているのか。千三百枚にも及ぶ著者渾身の傑作長編。

名誉と恍惚

名誉と恍惚

 

  

10「美しい街」尾形亀之助松本竣介 著(夏葉社)

待望の選詩集。尾形亀之助(1900~1942)の全詩作から55編を精撰。

美しい街

美しい街