「芸術新潮」12月号(新潮社)
これだけは見ておきたい
2018年美術展ベスト25葛井寺の秘仏《千手観音菩薩坐像》が出開帳。
1点来日するだけでも大騒ぎのフェルメール作品が8点出品される大フェルメール展。
“ヌード"に焦点を当てた大型国際巡回展がついに日本上陸。
国宝&重文ザクザクの『國華』創刊記念展。
没後50年を機にした藤田嗣治の大回顧展、ベラスケスにムンク……。
2018年の目玉となる美術展を開催月ごとに分かりやすくまとめ、見どころを解説。
2017年の入場者数ランキングや、ニューオープンの美術館紹介などコラムも充実!
毎年12月に発売される定番企画。
翌年開催される展覧会の特集号です。映像と音声を操る放送局員は、芸術の愛好家が数多くいます。スケジュールに追われる中、時間をやりくりして映画や展覧会に足を運ぶため、日程表がまとめられた特集号に人気が集まります。
展覧会予定表は芸術新潮を皮切りに、日経大人のOFF、芸術ぴあなどと発酵が続きます。中でも芸術新潮は印刷の質が優れていることから人気が高いのが特徴です。一人で二冊買われる人も見かけます。
付録は全国の美術館の日程表。
しりあがり寿さんの手によるムンクの叫びは、叫ぶというより何やら楽しげです。
開催順に会期と内容、本誌内容ページのインデックスが見やすくまとめられています。
付録の後半は全国の美術館とその展覧会の予定表。
旅行する機会の多い番組制作者にとって役立つ一冊です。